口の中がキシキシする食べ物のお話

   


 みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室管理栄養士の財津です。

 今回は口の中がキシキシする食べ物のお話と旬の野菜であるちぢみほうれん草のお話も一緒にさせていただこうと思います。

 ほうれん草を食べたときに、口の中や歯がキシキシするような不快な感覚はありませんか?
 これはほうれん草のシュウ酸という成分が唾液中のカルシウムと結合することでシュウ酸カルシウムになり、不快なキシキシ感を生じさせるからなのです。ほうれん草を茹でた後に水にさらすことによって(シュウ酸は水溶性なので)80%ほど減らすことができます。

 その他にカルシウムを含む食材とあらかじめ和えると、先にカルシウムと結合するので、キシキシの不快感を抑えることができます。たとえば、鰹節やしらす干しをほうれん草と和えるといった感じです。
 ほうれん草以外にも、タケノコやバナナ、紅茶やコーヒーもありますが、ほうれん草は特にシュウ酸が多い食材です。シュウ酸は口の中をキシキシさせるだけでなく、歯の表面に付着することで、歯を着色しやすくさせたり、シュウ酸カルシウムは歯石の原因になりますので注意が必要です。キシキシしてしまったら歯磨きをして口の中の唾液を中性に戻していきましょう。

 ところで私はほうれん草のキシキシ感が少し苦手なのですが、この時期にしか流通しない「ちぢみほうれん草(寒締めほうれん草)」は大好物で見かけると思わず頬もゆるみ、ついつい買ってしまいます。
 普通のほうれん草とは違い葉が縮んでいて厚みがあり、甘味が強くえぐ味が少ないのが特徴です。糖度が高くなる理由は厳しい寒さの中で凍らないためにでんぷんの糖質化が進むからだとされており、先ほどお話したシュウ酸が少ないのでキシキシ感も生じません。またビタミンCは普通のほうれん草の約3倍ともいわれています。

 ちぢみほうれん草はあくが少ないため生でも食べられますが、下茹でする際もさっと短時間で十分です。根本の部分が特に甘くて美味しいので、土をしっかり取ってくれぐれも切り落とさないようにしてくださいね!

 今は野菜も旬とは関係なく流通していますが、この時期にしか食べられないものは季節も感じることができ、なおかつ栄養も豊富です。ぜひお試しください!

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