03-5739-1625


静脈内鎮静法(眠っている間に終わる歯科治療)

    Q.静脈内鎮静法を使うと、本当に眠っている間に治療が終わるのですか?
    A.点滴でお薬を入れると、うとうととした状態になります。完全に意識を失う全身麻酔とは違い、ご自身で呼吸ができ、呼びかけにも応じられますが、治療中のことはほとんど覚えていないという方が多くいらっしゃいます。入院は必要なく、その日のうちにお帰りいただけます。当院では鎮静を行う日に歯科麻酔を専門とする医師が来院し、生体情報モニターで全身の状態を管理します。費用は88,000円(税込・自由診療)です。

     

    大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室の静脈内鎮静法

    「治療が必要なのはわかっている。でも、どうしても怖い」
    そう思いながら、何年も歯科医院から足が遠のいてしまった方がいらっしゃいます。

    静脈内鎮静法は、腕の静脈から点滴でお薬を入れ、うたた寝に近い、深くリラックスした状態をつくる方法です。
    歯を削る音、器具が触れる感覚、時間の長さ。そうした「痛み以外のつらさ」が気にならなくなり、気づいたときには治療が終わっている ― そのような状態で治療を受けていただけます。

    大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室では、インプラント手術などの外科処置はもちろん、むし歯の治療やクリーニングにもこの方法をご用意しています。

     

    静脈内鎮静法とは

    静脈内鎮静法は、鎮静薬を点滴で少しずつ体に入れ、緊張や不安をやわらげる方法です。
    お薬が入ると、ほどなくぼんやりとした眠気が訪れます。周囲の音は聞こえていても気にならなくなり、時間の経過も短く感じられます。

    局所麻酔(歯ぐきに打つ麻酔)は痛みを抑える方法ですが、意識ははっきりしたままです。
    削る音や振動が伝わってくること自体が大きなストレスになる方にとっては、痛みがなくてもつらい時間になってしまいます。

    鎮静と局所麻酔は、併用します
    静脈内鎮静法には、不安をやわらげるはたらきはありますが、痛みを抑える作用はありません。そのため、治療では鎮静と局所麻酔の両方を使います。鎮静がきいてから注射を行いますので、注射に対する緊張も大きく軽くなります。

     

    チェアサイドで患者さまに付き添うスタッフ|大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室治療のあいだ、スタッフがそばで様子を見ています。

    全身麻酔とは違います

    「眠っている間に」と聞くと全身麻酔を思い浮かべる方が多いのですが、静脈内鎮静法は別のものです。
    一番の違いは、意識を完全に失わせるわけではないという点です。ご自身で呼吸ができ、呼びかけには応じられます。入院の必要もありません。

    局所麻酔・笑気吸入鎮静法・静脈内鎮静法・全身麻酔の違いを比べた図

    ※図をタップすると大きく表示されます

    歯科で使われる方法を並べると、静脈内鎮静法は「局所麻酔だけでは不安が大きい方」と「全身麻酔が必要なほどではない方」の間を埋める位置にあります。
    日帰りで受けられ、体への負担も全身麻酔より軽い。それでいて、治療中のつらさはしっかりやわらげられる。これが静脈内鎮静法の利点です。

     

    このような方に向いています

    歯科治療への恐怖心が強い方(歯科恐怖症の方)

    口に器具が入るとえずいてしまう方(嘔吐反射が強い方)

    治療中に気分が悪くなったことがある方

    インプラントの本数が多い方、治療範囲が広い方

    親知らずを複数本まとめて抜く方

    全身疾患があり、全身管理のもとで治療を進めたい方

    治療の時間が長くなることが負担に感じられる方

    通院の回数を減らし、まとめて治療を終えたい方


    なお、「特別に重い症状がある方だけのもの」ではありません。
    「気楽に治療を受けたい」という理由でお選びいただいても、まったく差し支えありません。

     

    静脈内鎮静法を使った歯科治療のようす|大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室眠っている間に、必要な治療をまとめて進められます。

    静脈内鎮静法で受けられる治療

    静脈内鎮静法で受けられる治療(インプラント・親知らずの抜歯・歯周外科・むし歯治療・クリーニング・短期集中治療)

    ※図をタップすると大きく表示されます

    外科手術のときだけに使うものではありません。インプラント手術オールオンフォー親知らずの抜歯歯ぐきの外科処置(CTG/FGG)はもちろん、むし歯の治療から歯のクリーニングまで、幅広く受けていただけます。

    嘔吐反射のために型取りやクリーニングが続けられなかった方にも、有効な方法です。
    また、短期集中治療と組み合わせると、1回あたりの治療時間を長く取り、通院回数を減らすことができます。

     

    安全を守るしくみ ― 治療する人と、全身を診る人を分けています

    歯科医師と補助者の2人体制で進める処置|大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室処置中は、治療する歯科医師と全身を管理する歯科麻酔科医の2人体制です。

    静脈内鎮静法でもっとも大切なのは、眠りの深さと全身の状態を、治療とは別の目で管理することです。

    当院では、静脈内鎮静法を行う日に、歯科麻酔を専門とする中島 慶治医師(歯科麻酔専門医/医学博士・東京大学/北海道大学歯学部 卒業)が来院し、全身管理を担当します。

    治療する歯科医師と全身を管理する歯科麻酔専門医の役割分担

    ※図をタップすると大きく表示されます

    治療を行う歯科医師は処置に、麻酔を担当する医師は全身の状態に、それぞれ専念できる体制を取っています。
    鎮静中は生体情報モニターで血圧・心拍数・酸素飽和度を続けて確認し、処置のあとは目覚めの状態を確かめたうえで、お帰りいただけるかどうかを判断いたします。

    大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 歯科麻酔科医 中島慶治

    全身麻酔にも対応できる設備を備えています
    当院のオペスペースは、全身麻酔にも対応できる麻酔装置を完備し、安全に麻酔を使用できる環境を整えています。

    担当する歯科麻酔科医の紹介はこちら

    ※中島医師は静脈内鎮静法を行う日のみ来院いたします。一般診療は担当しておりません。

     

    治療当日の流れ

    チェアサイドで治療内容を確認しながら進めるスタッフ|大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室来院後、体調とお薬を確認し、その日の進め方をご説明します。

    • STEP 1カウンセリング・全身状態の確認
      治療の内容をご説明し、持病・服用中のお薬・アレルギーをうかがいます。静脈内鎮静法が適しているかを確認し、日程を調整します。ご不安な点は、この時点でお聞かせください。
    • STEP 2ご来院・準備
      体調と血圧を確認し、生体情報モニターを装着します。腕の静脈に細い点滴の管を取ります。
    • STEP 3鎮静の開始
      点滴からお薬が入ると、ほどなくうとうととした状態になります。眠りの深さは、歯科麻酔科医が全身の状態を見ながら調整します。
    • STEP 4治療
      局所麻酔を併用して治療を行います。鎮静中も血圧・心拍数・酸素飽和度を確認し続けます。
    • STEP 5目覚め・休憩
      治療が終わったらお薬を止め、お休みいただきます。ぼんやりとした感覚が残っている間は、無理にお帰りいただくことはありません。
    • STEP 6ご帰宅
      目覚めの状態を確認したうえで、お帰りいただきます。当日は、お車の運転や激しい運動は控えてください。

     

    受ける日の過ごし方

    はじめての方が迷いやすいところをまとめました。

    静脈内鎮静法を受ける日の過ごし方(前日・当日の朝・来院してから・治療中・治療のあと)

    ※図をタップすると大きく表示されます

     

    費用について

    静脈内鎮静法:88,000円(税込)

    自由診療(保険外)です。治療費とは別にかかります

    静脈内鎮静法は公的医療保険の対象外です。治療の内容によって総額は変わりますので、カウンセリングの際に、お見積りとしてご提示いたします。

    なお、治療の内容によっては医療費控除の対象となる場合があります。詳しくは、お住まいの地域を管轄する税務署または国税庁のウェブサイトでご確認ください。

    料金表はこちら

     

    注意していただきたいこと

    静脈内鎮静法には、次のような制限や注意点があります。安全のため、必ずお守りください。

    • 鼻がつまっている方、口でしか呼吸ができない方は、受けられない場合があります
    • お薬のアレルギーがある方は、使用できない場合があります
    • ご妊娠中の方、心臓などの持病をお持ちの方は、使用できない場合があります
    • 保険外診療(自由診療)となります
    • 当日は、事前にご案内する時間から食事を控えていただきます
    • お車・バイクでのご来院はご遠慮ください。当日の運転はできません
    • 体をしめつけない、楽な服装でお越しください
    • 麻酔のあと、ぼんやりとした感覚が強い場合は、ゆっくりお休みいただいてからお帰りください
    • 効き方には個人差があります。治療中の記憶がまったく残らないとお約束するものではありません

    持病やお薬については、隠さずお伝えいただくことが何よりの安全につながります。お薬手帳をお持ちでしたら、カウンセリングの際にご提示ください。

     

    笑気吸入鎮静法という方法もあります

    当院では、鼻から吸うだけの笑気吸入鎮静法もご用意しています。
    笑気は、点滴を使わず、吸入をやめると数分で効果が切れるため、治療後はそのまま普段どおりの生活に戻れます。お子さまの治療や、比較的軽い不安に向いた方法です。

    「どちらが自分に合うかわからない」という場合は、お口の状態と治療内容をふまえて、ご一緒に決めてまいります。

    笑気吸入鎮静法について

     

    よくあるご質問

    Q.治療中、完全に意識がなくなるのですか
    A.いいえ。うとうととした状態になりますが、呼びかけには応じられます。全身麻酔のように意識を完全に失うものではありません。ただし、治療中のことをほとんど覚えていないという方が多くいらっしゃいます。
    Q.途中で目が覚めてしまうことはありませんか
    A.眠りの深さは、歯科麻酔科医が全身の状態を見ながら調整します。処置の内容やその日の状態によって感じ方は変わりますが、つらさを感じられた場合はすぐに対応いたしますので、遠慮なくお知らせください。
    Q.治療にかかる時間は、普通の治療と変わりますか
    A.鎮静の準備と、治療後にお休みいただく時間が加わりますので、ご来院からお帰りまでの時間は長くなります。おおよその所要時間は、治療内容をふまえて事前にご案内します。
    Q.当日、車で行ってもよいですか
    A.お車・バイクでのご来院はご遠慮ください。鎮静のあとは判断力や反応が一時的に鈍ることがあるため、当日の運転はできません。
    Q.食事はいつまでにとればよいですか
    A.当日は食事を控えていただきます。時間の目安は、治療の予定時刻に合わせて事前にご案内いたします。
    Q.一人で帰れますか
    A.目覚めの状態を確認したうえでお帰りいただきますが、ご不安な場合や、処置の内容によっては、ご家族などに付き添っていただくことをおすすめする場合があります。事前にご相談ください。
    Q.保険は使えますか
    A.静脈内鎮静法は自由診療(保険外)です。費用は88,000円(税込)で、治療費とは別にかかります。
    Q.持病があり、薬を飲んでいます。受けられますか
    A.持病の内容やお薬によっては、適さない場合や、事前に主治医へ確認が必要な場合があります。お薬手帳をお持ちのうえ、カウンセリングでお聞かせください。
    Q.インプラント以外の治療にも使えますか
    A.使えます。親知らずの抜歯や歯ぐきの外科処置に加えて、むし歯の治療やクリーニング、型取りにも用いています。嘔吐反射のために治療を続けられなかった方にも有効な方法です。
    Q.予約のとき、どう伝えればよいですか
    A.ご予約の際に「静脈内鎮静法を希望します」とお伝えください。担当の歯科麻酔科医が来院する日で調整いたしますので、日程のご相談をさせていただきます。

     

    受付で電話対応をするスタッフ|大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室ご予約・ご相談は、お電話でも受けています。

    「怖い」を理由に、治療をあきらめないでください

    恐怖心から通院が途切れている間も、むし歯や歯周病は静かに進みます。次に決心がついたときには、治療の範囲も、かかる時間も費用も大きくなってしまいます。

    静脈内鎮静法は、そこから抜け出すための手段のひとつです。
    「何年も行けていない」「途中で投げ出してしまった」という方も、どうぞ遠慮なくお話しください。責めるようなことは申し上げません。今できることから、ご一緒に組み立ててまいります。

    大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室のスタッフ|まずはご相談だけでも「何年も行けていない」という方こそ、一度ご相談ください。

    ご相談フォームはこちら

    24時間ウェブ予約

    ※お電話:03-5739-1625(JR大崎駅 徒歩4分/品川区東五反田2-16-1)

     

    監修医・医院情報

    監修医:小林 伸(医療法人KDS 理事長/日本臨床歯周病学会 認定医/ITIインプラントスペシャリスト/日本顎咬合学会 認定医)
    専門:フルアーチインプラント、審美修復、歯周形成外科
    所属:日本臨床歯周病学会、日本顎咬合学会、ITIインプラントメンバー ほか

    日本歯科麻酔学会 診療ガイドライン:https://jdsa.jp/publication/guideline/guideline_list.html

    Mindsガイドラインライブラリ 歯科診療における静脈内鎮静法ガイドライン 改訂第2版:https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00384/

    ※本ページは一般的な情報提供を目的としたものです。鎮静の効き方や治療の結果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。静脈内鎮静法は自由診療(保険外)で、費用は88,000円(税込)です。全身の状態やお薬によっては適さない場合があり、ぼんやりとした感覚が残る、吐き気が出るなどの反応が起こることがあります。気になる症状や治療については、歯科医院での診察をおすすめします。

スマートフォン表示ですと、レイアウトが崩れてしまいます。
ご了承下さい

PAGE TOP