予防歯科ではどんなことをする?
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 院長 小林です。
近年、口腔内の健康が全身の健康に与える影響が広く認識されるようになり、予防歯科の重要性もより
高まってきています。予防歯科では歯やお口の中の健康を維持するためのさまざまな取り組みが行わ
れますが、「具体的にどんなことをしてもらえるの?」「どんな効果があるの?」と疑問を抱いている人も
多いのではないでしょうか。本記事では、予防歯科の具体的な処置内容とその効果について詳しく解説
します。
1.予防歯科の基本

1.1.予防歯科とは
予防歯科とは、歯や口腔内の疾患を未然に防ぐための取り組みを指します。具体的には、定期的な検診や歯科医院で行うクリーニング、生活習慣の改善などが含まれます。予防歯科は単に虫歯や歯周病などの歯科疾患を防ぐだけでなく、全身の健康維持にも影響を与えます。
1.2.予防歯科の重要性
予防歯科が重要である理由はいくつかあります。まず、早期に問題を発見し、早期に治療や処置ができることです。口腔内の疾患は初期段階では自覚症状がほとんど出ないため、定期的な検診が欠かせません。また、予防処置を受けることで大がかりな治療をしなくて済み、治療費用の負担も大幅に削減することができます。口腔内の健康が全身の健康にも影響を与えるため、予防歯科は非常に重要な役割を果たしているのです。
2.主な予防処置内容

2.1.定期検診による虫歯や歯周病などの歯科疾患のチェック
定期検診は、予防歯科の基本的な処置の一つで3ヶ月〜6ヶ月に1度の頻度で受けることが推奨されています。検診では、歯科医師が口腔内をチェックし、虫歯や歯周病の有無、歯の噛み合わせ、口腔衛生状態などを確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行い、目に見えない問題も早期に発見します。定期検診を受けることで、初期段階で問題を発見し、迅速に対処することが可能になるため、虫歯や歯周病が進行する前に治療を行い歯を失うリスクも格段に減らせます。
2.2.フッ素塗布
フッ素は歯の再石灰化を促進し、虫歯を予防する効果があります。フッ素を歯に塗布することで、歯の表面が強化され、酸によるダメージを受けにくくなります。特に虫歯のリスクが高い子供や高齢者にとって大変有効な予防処置と言われており、一般的に年に2回の塗布が推奨されています。フッ素塗布の処置自体は数分で終了し、痛みを伴うこともありません。負担がない予防処置なのでお子さまもストレスを感じないで受けていただけます。
2.3.入れ歯やインプラントなどの定期メンテナンスおよびチェック
インプラントや入れ歯などの修復治療を受けている方は、長期間快適にお使いいただくためにも定期メンテナンスが必要になります。定期的に歯科医院へ通うことで、異常はないか、問題は発生していないかを細かく診てもらうことができ、トラブルが発生している場合は迅速に対応してもらえます。
2.4.子どもの歯並びや歯の入れ替わりの状態の確認
子どもの歯は入れ替わりがあるため、歯並びや歯の生え変わりを定期的に確認する必要があります。矯正治療が推奨されることもあり、小児矯正は6〜12歳頃に受けることで効率よく正しい顎骨の成長を促すことができます。
2.5.プロフェッショナルクリーニング(PMTC)
プロフェッショナルクリーニングは、口腔内の健康を保つために欠かせない処置です。セルフケアでは落としきれない歯石やプラークを除去し、最後に歯の表面を滑らかにし、汚れが付着しにくくするための処置を行います。クリーニングを定期的に受けることで、お口の中の衛生状態が向上し、虫歯や歯周病のリスクを抑えることができます。また、クリーニング後はお口の中がスッキリとして爽快感もあり、歯の色が明るくなるため、見た目にも良い効果があります。
3.生活習慣の指導

3.1.正しいブラッシング指導
予防歯科では、歯科衛生士による正しいブラッシング方法についての指導も行います。歯ブラシの持ち方や動かし方、磨く時間などを具体的に指導してくれます。正しいブラッシング方法を習得することで、虫歯や歯周病のリスクを低減することができます。また、セルフケアにおいてはブラシの選び方も重要ですが、患者様に合った歯ブラシの選び方や注意点も教えてもらうことができます。
3.2.食生活のアドバイス
食生活はお口の中の健康に大きく影響します。砂糖や酸性の食品は虫歯を引き起こすリスクを高めます。一方で、カルシウムやビタミンD、ビタミンCが豊富な食品は、歯や歯茎の健康を支える重要な役割を果たすとされています。積極的に摂取したい食品や避けた方が良い食品を知り、間食との上手な付き合い方を知ることは口腔内の衛生を保つために非常に重要です。
4.子供と高齢者は特に予防歯科が重要

4.1.子供と予防歯科
子供の歯は、成長に伴って変化します。乳歯の健康が永久歯にも影響を与えるため、早期からの予防が必要です。特に、子供は虫歯になりやすい傾向があるため、定期的な検診や適切な処置が重要です。フッ素塗布は子どもの虫歯予防にとても効果的とされており、特に、永久歯が生え始める時期にフッ素塗布を行うことで、歯の強化を期待できます。
4.2.高齢者と予防歯科
高齢者になると、加齢に伴って歯周病や口腔乾燥症のリスクが高まるため、特別なケアが必要です。定期的な検診とプロフェッショナルクリーニングを受けることで、お口の中の健康を維持することができます。また、入れ歯やインプラントなどを入れている高齢者は、メンテナンスや管理も重要になります。フィットしているか、異常はないかを診てもらうためにも、歯科医院には定期的に通いましょう。
5.予防歯科の効果とメリット

5.1.長期的な健康維持
予防歯科を受けることで、長期的な健康維持が可能になります。虫歯や歯周病を未然に防ぐことで、歯を失うリスクを減らし、健康な口腔環境を保つことができます。また、お口の中の健康が維持されることで全身疾患のリスクも抑えることにもつながります。
5.2.治療費用の負担軽減
予防処置を受けることで将来的な治療費用を大幅に削減することができます。初期段階での問題を早期に発見し、治療することで、重症化を防ぐことができるので、医療費を節約したいという方も積極的に受けましょう。
6.当院の予防歯科
当院ではエアフローを導入し、痛みや不快感を伴わないクリーニングを行っております。最小限の痛みで歯石をきれいに落としたい方や、着色汚れや歯石を除去し、歯の表面をきれいに見せたい方におすすめです。出血・腫れなど、歯茎が痛んでいる方や矯正歯科治療中の装置を付けている方も安心してクリーニングを受けていただけます。
詳細はこちら▼
https://oval-dc.net/preventive-dentistry
7.まとめ
歯科医院に定期的に通い、専門的なクリーニングやブッシング指導を受け、歯科疾患を未然に防いで健康的な生活を守っていきましょう。
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スタッフ一同、皆様のご来院を「笑顔」でお待ちしています。
監修医・医院情報(E-E-A-T)
監修医:小林 伸(医療法人KDS 理事長/日本臨床歯周病学会 認定医/ITIインプラントスペシャリスト/日本顎咬合学会 認定医)
専門:フルアーチインプラント、審美修復、歯周形成外科
所属:日本臨床歯周病学会、日本顎咬合学会、ITIインプラントメンバー ほか
医療法人社団KDS 大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室:https://oval-dc.net/
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