ホワイトスポットとは?

   

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。

東京は、来週には桜が開花するのではと言われているくらい、ここ最近暖かい日が続いております。クリニック近くにある目黒川の桜が咲く光景を目にするのが、何だか楽しみになってきました🌸

さて皆さん、添付写真のような歯の表面に白い斑点ができている方はいらっしゃるでしょうか。

これは、「ホワイトスポット」と呼ばれるもので、「初期むし歯」と「エナメル質形成不全(生まれつき歯に白濁がある)」の2つが原因として挙げられております。

初期むし歯の場合は、歯の表面のエナメル質が溶け出す「脱灰」が起きると、歯の表面が白く濁ってしまうことがあります。エナメル質形成不全によるものは、乳歯から永久歯に生え変わる際、栄養不足や遺伝など何らかの異常が起きることでエナメル質の一部が完全にできずに、生え変わった永久歯の表面の一部が白く濁ることがあり、時に白い斑点が茶色くなることもあり、その場合は「ブラウンスポット」と呼ばれます。

このホワイトスポットは下記治療法で行うことができます。

1.むし歯治療

初期むし歯の場合は削らず、フッ素塗布を行ったり、フッ素の入った洗口剤や歯磨剤などを長期間使用し、溶け出したエナメル質が元に戻る再石灰化を促します。時間はかかりますが、自然にホワイトスポットが目立たなくなっていく可能性があります。

2.削って詰め物や被せ物治療をする

ホワイトスポット部分を削り、むし歯を削ったときに詰めるプラスチックの樹脂を詰めたり、被せ物を入れます。

3.ラミネートベニヤ治療

歯の表面を薄く削り、セラミックでできたチップを貼り付ける治療法です。

4.薬剤による治療

iCon「アイコン」という薬剤を歯に塗布することで、歯を削らずに治療する方法です。

iCon「アイコン」は、酸によって脱灰したエナメル質に薬剤をしみこませることでホワイトスポットを改善し、エナメル質からミネラルが溶け出すのを防ぎます。

iCon「アイコン」は、ホワイトスポットを治療するだけでなく、エナメル質の酸性化を防ぐためホワイトスポットの再発予防をする効果もあります。(ただし、完全にむし歯ができていると、適応できないこともあります。また完治が難しいケースもございます)

大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室では、こちらのiCon「アイコン」を使った治療を導入致しました!歯の表面にできたホワイトスポットを改善したい方は、お気軽にご相談下さい。

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