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ほうれん草で歯がキシキシするのはなぜ?

   

Q.ほうれん草を食べたあと、口の中がキシキシしたり、歯がギシギシしたりします。歯が溶けているのでしょうか。どうすれば治まりますか?
A.歯が溶けている、という説明にはなっていません。
ほうれん草に含まれるシュウ酸(=アクの成分)と、唾液に含まれるカルシウムが口の中で結びつき、細かな結晶ができるために起こると考えられています。
まずは、水やお茶で口をゆすぐ、牛乳やしらすなどカルシウムを含むものを少し口にする、いつもどおり歯みがきをする——この3つをお試しください。
多くの場合、時間の経過とともに気にならなくなっていきます。感じ方には個人差があります。
食べ物と関係なく、ざらつきやしみる感じが続くときは別の原因が考えられますので、早めに歯科でご相談ください。

みなさん、こんにちは。
大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室で管理栄養士をしている山本です。

「ほうれん草を食べたら、歯がキシキシする」「舌がザラザラして気持ちが悪い」——栄養相談やカウンセリングのなかで、季節を問わずうかがうお話です。
なかには「歯が溶けてしまったのではないか」「削れてしまったのではないか」と心配になり、調べてからご来院になる方もいらっしゃいます。

先に、いちばん気になるところをお答えします。
この感覚は、ほうれん草に含まれるシュウ酸(しゅうさん)=アクの成分と、唾液に含まれるカルシウムが口の中で結びつき、細かな結晶をつくるために起こると考えられています(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)。

酸で歯の表面が溶ける「酸蝕症(さんしょくしょう)=酸によって歯の表面が溶ける状態」とは、起きていることが異なると考えられています。
この違いは、記事の後半で整理します。

当院には管理栄養士が5名在籍しています。
この記事では、歯科の視点と栄養の視点の両方から、今すぐできる対処と、そもそもキシキシさせない下ごしらえをまとめました。ほうれん草をやめる必要はありません。

 

口の中がキシキシしたときの治し方

まずは、食べたあとにできることからお伝えします。
やることは3つだけです。

はじめに、水・お茶・白湯で口をゆすぎます。
ぶくぶくと数回で構いません。口の中にできた結晶を洗い流すことをねらいとした手順です。

次に、牛乳・ヨーグルト・チーズ、しらす、かつお節など、カルシウムを含むものを少しだけ口にします。
シュウ酸にはカルシウムと結びつく性質があるとされているためです(尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版)。

そして最後に、いつもどおり歯ブラシでみがきます。
舌のざらつきが気になるときは、舌ブラシでやさしく1〜2回なでる程度にとどめてください。

ここでのポイントは、強くこすらないことです。
ざらつきを取ろうとしてゴシゴシみがくと、歯ぐきや舌の粘膜のほうが傷んでしまいます。力ではなく、水と回数で落とすイメージで十分です。

なお、この3つで感じ方が必ず変わると言い切れるものではありません。
気にならなくなるまでの時間には個人差があります。

「食後すぐの歯みがきはよくない」と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
あれは、レモン・炭酸飲料・お酢など、酸性の強いものを口にしたあとの話です。歯のエナメル質(歯の表面をおおう硬い組織)は、口の中がpH5.5以下の酸性にかたむくと溶けやすくなるとされています(公益社団法人 神奈川県歯科医師会)。

ほうれん草のキシキシは、酸で歯が溶ける現象として説明されているものではありません。
ですから、ほうれん草を食べたあとは、いつもどおりのタイミングで歯みがきをして差し支えありません。

また、「ザラザラ」だけでなく「舌が痛い」「舌が痺れる」と感じる方もいらっしゃいます。
先ほどの研究では、口の中にできた微細な結晶が口の中を物理的に刺激し続けると推定されており(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)、ざらつきと刺激感は地続きの感覚として説明されています。

ちなみに同じシュウ酸カルシウムでも、サトイモの場合は針のような形の結晶が舌や食道の粘膜を刺激するとされています(農林水産省)。
サトイモで「チクチクする」という言い方をされる方が多いのは、この形が関係していると考えられます。

こちらも、口をゆすいでカルシウムを含むものを少しとる、という対応は同じです。
ただし、舌の痛みやしびれが食事と関係なく続く場合は、ほうれん草とは別の原因が考えられます。そのときは歯科、または内科・耳鼻咽喉科にご相談ください。

 

なぜ「キシキシ」「ギシギシ」「ザラザラ」するのか

ほうれん草には、アクの正体であるシュウ酸が含まれています。
含有量の実測値としては、北海道立上川農業試験場が100gあたり平均761mg(変動係数17%=産地や時期でばらつく幅の大きさを示す数字)という値を報告しており、尿路結石症診療ガイドラインの表では、ホウレンソウ・スイバが100gあたり800mgと、野菜類のなかで最も高い区分に置かれています。

このシュウ酸が口に入ると、唾液に含まれるカルシウムイオンと結びついて、シュウ酸カルシウム(水に溶けにくい微細な結晶)ができる、というモデルで説明されています。
そして、その結晶が口の中を物理的に刺激し続けると推定されています(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)。

この感覚は、人によって言葉が変わります。
「歯がキシキシする」「歯がギシギシする」という方もいれば、「舌がザラザラする」「ジャリジャリする」「ピリピリする」「歯にキュッキュッと引っかかる」と表現される方もいらっしゃいます。

表現が違っても、説明されている仕組みは同じです。
ご自身の感じ方がどの言葉にも当てはまらなくても、心配はいりません。

ちなみに「ギシギシ」は、偶然の一致ではありません。
シュウ酸の漢字「蓚酸」の「蓚」は、タデ科のスイバ(別名ギシギシ、イタドリ)を指す字だと解説されています(尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版)。シュウ酸はこの仲間の植物から最初に取り出されたため、この名前が付きました。

なお、シュウ酸はカルシウムや鉄分の吸収をさまたげたり、尿路結石の原因になったりする物質としても知られています(農研機構/尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版)。
ただし尿路結石は泌尿器科の領域で、歯科の守備範囲ではありません。健診で指摘を受けた方などは、泌尿器科にご相談ください。

 

酸蝕症(酸で歯が溶けること)とは別のものです — 受診の目安

キシキシを「歯が削れた」「歯が溶けた」と受け取ってしまう方がいらっしゃいますが、説明されている仕組みが異なります。
酸蝕症は、pH5.5以下の酸性にかたむいた状態でエナメル質が溶けやすくなるもので、柑橘類・炭酸飲料・黒酢・ワインなどが原因としてあげられています(公益社団法人 神奈川県歯科医師会)。

一方、ほうれん草のキシキシは、口の中でできた結晶による刺激として説明されているものです(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)。
同じ「歯がざらつく」でも、背景として説明されている現象が違う、ということになります。

見分け方の目安を、いくつか整理してみます。

食べた直後だけキシキシして、口をゆぐすと気にならなくなる場合:食品由来の一時的な感覚と考えられます。様子を見て差し支えありません。

何も食べていないのに、いつも表面がザラつく場合:歯石(歯みがきでは落とせなくなった硬い汚れ)や着色の付着が背景にあることがあります。このときは、歯科でのクリーニングをご相談ください。

冷たいものや甘いもので特定の歯だけキーンとしみる場合:知覚過敏(冷たいものなどで一時的にしみる状態)など、別の原因が考えられます。

酸っぱいものをよくとる習慣があり、歯の表面がなめらかに薄くなってきたと感じる場合:酸蝕症の可能性がありますので、歯科で確認してください。

そして、しみる・痛むという感覚が3日以上続く、あるいはだんだん強くなる場合は、自然に落ち着きにくい状態です。
早めに歯科を受診してください。

判断に迷ったときの分かれ目は、「食べ物と関係なく続くかどうか」です。
食べたときだけなら食品由来、いつもならお口の状態由来、と考えると整理しやすくなります。

冷たいものや甘いものでしみるときに考えられる原因については、甘いものやガムで歯がキーンとしみるで詳しくご紹介しています。
歯の付け根がすり減っている場合は、歯の根元が削れる・すり減る原因と治療法もあわせてご覧ください。

 

管理栄養士が教える、キシキシさせない下ごしらえ

ここからは、私の専門である管理栄養士の視点から、そもそもキシキシさせないための下ごしらえについてお話しします。
シュウ酸は水に溶ける性質があるため、ゆでて水にさらす方法が、家庭では取り組みやすい方法です(農研機構/尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版)。

ただ、どれくらい減るのかという数字は、資料によって幅があります。
農研機構は、茹でる・水にさらすという調理方法で8割方減らすことができると紹介しており、同じく農研機構の研究成果では、100℃・120秒でシュウ酸を67%除去しつつ、ルテイン(目の健康に関わる色素成分)は77%保持できたと報告されています。

一方、尿路結石症診療ガイドラインでは、3分間ゆでることによるシュウ酸の除去量は37〜51%とされ、おひたしにすると絞り汁に含まれるシュウ酸の約半分が失われる、とも記載されています。
幅があるのは、湯の量・ゆで時間・さらし方・絞り方が違うためです。

「必ず何%減る」と言える数字はありません。
そのうえで、家庭で意識したいことは3点にしぼれます。

1. 湯はたっぷり使うこと
シュウ酸は水に溶け出しやすい性質があります(農研機構)。

2. ゆで時間を長くしすぎないこと
資料に出てくるのは1〜3分という範囲です。

3. ゆでたらすぐ冷水にとり、さらしすぎずに絞ること
長時間さらすと、水に溶ける他の成分まで流れ出てしまいます。

もうひとつ、献立そのものでできる工夫があります。
カルシウムと組み合わせることです。

『尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版』は、シュウ酸の摂り方の工夫として「ゆでること」と「カルシウムと一緒に摂取すること」をあげ、腸内でシュウ酸とカルシウムが結合して便として排出されると解説しています。
これは腸の中で起きることの説明ですが、口の中でも、あらかじめカルシウムと組み合わせておけば、唾液のカルシウムと結晶をつくる分が減ると考えられます。

献立の段階で「ほうれん草+カルシウム」にしておくと、あとから対処せずに済みます。

定番のおひたし:かつお節やしらす干しをいつもより少し多めに。

白和え:豆腐と練りごまで食感がやわらかく、お子さまにも食べていただきやすい一品。

胡麻和え:すりごまの香りでえぐ味が気になりにくくなります。

クリーム煮やグラタン:牛乳・チーズと合わせやすい加熱調理の組み合わせ。

味噌汁やスープ:厚揚げや小松菜を具に加え、ゆで汁は使わず新しい湯で調理します。

生食用として売られているサラダほうれん草は、えぐ味が気になりにくい場合があります。
ただし、生食用の品種でシュウ酸がどれだけ少ないかを示した公的な数値は、今回確認できませんでした。キシキシが気になる方は、ドレッシングにヨーグルトや粉チーズ、しらすを合わせると食べやすくなります。

冬に出回る「ちぢみほうれん草(寒締め=収穫前に寒さに当てて育てる方法)」についても、ひとつ整理しておきます。
農研機構 東北農業研究センターは、寒締めで増える甘み成分の大部分はショ糖であることを明らかにしており、農研機構は、寒締めによって糖度やビタミン含量が顕著に増える一方、えぐ味成分のシュウ酸は「増えない」ことが明らかになっていると説明しています。

ここは誤解が多いところなので、正確に書きます。
「シュウ酸が減る」ではなく「増えない」です。甘くて食べやすくても、下ごしらえの考え方は普通のほうれん草と同じでかまいません。

 

ほうれん草以外に、キシキシ・ピリピリしやすい食べ物

「歯がキシキシする食べ物」を調べていらっしゃる方も多いので、あわせて整理します。
以下にご紹介する食品と含有量は、すべて『尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版』CQ29に記載のあるものです。

野菜類では、ほうれん草・スイバの100gあたり800mgを筆頭に、キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・レタスが300mg、サツマイモが250mg、ナスが200mgと記載されています。
このあたりは、加熱調理にすると気になりにくくなります。タケノコもシュウ酸を多く含む食品としてあげられていますので、ゆでこぼしてからお使いください。

意外に思われるかもしれませんが、ココア・チョコレート、バナナ・ピーナッツ・アーモンドも同じ表に並んでいます。
ココアなら牛乳で作る、ナッツ類はカルシウムを含むものと一緒にとる、といった組み合わせが考えられます。

お茶類も同様です。
同ガイドラインでは、100gあたり玉露1,350mg、抹茶・煎茶1,000mg、番茶670mg、ほうじ茶286mgと記載されており、種類によって差があります。

可溶性シュウ酸は玉露に多く、番茶は比較的少なく、ほうじ茶が最も少量だったとも記載されています。
毎日たくさん飲むものだからこそ、種類を選ぶ余地があるということです。ミルクを入れるのも、カルシウムと一緒にとるという意味では理にかなった飲み方です。

サトイモは少し性質が異なり、不溶性のシュウ酸塩(シュウ酸カルシウム)を含みます。
農林水産省は、皮をむいたサトイモに塩をふってもみ、茹でこぼす下処理をするとよいと紹介しています。

ただし、ひとつ注意していただきたいことがあります。
お茶やコーヒーで感じる渋み・収れん感が、ほうれん草のキシキシと同じ仕組みかどうかは、今回確認できた資料には書かれていませんでした。「シュウ酸を多く含む食品」として同じ表に並んでいるだけで、感じ方が同じとは限りません。

食べ物とむし歯の関係では、ノンシュガーのど飴でも虫歯、できますよという注意点もご紹介しています。
旬の食材とお口の話は、オーバル栄養クラブのあさりで亜鉛補給をでも取り上げていますので、あわせてご覧ください。

 

キシキシが続くときに、歯科で確認できること

食べ物と関係なくお口の表面がザラつく、鏡で見て歯の付け根に色や硬いものが付いている——そんなときは、シュウ酸ではなく歯石や着色が原因のことがあります。
これらはご自宅の歯みがきでは落としきれないため、歯科医院でのクリーニングをご案内することがあります。

当院は「治療が終われば予防がスタート」を掲げています。
困っていなくても、季節の食べ物の話ついででも構いません。管理栄養士5名が在籍しているのは、お口の健康を、食べ方から一緒に考えるためです。

大崎・五反田にお勤めやお住まいで「これって受診したほうがいいのかな」と迷ったときは、そのまま持ってきてください。
ほうれん草を我慢せずに食べ続けられることが、いちばんの目標です。予防歯科・定期検診については予防歯科・定期検診のご案内もご覧ください。

 

よくある質問

Q. ほうれん草を食べたあと、すぐに歯をみがいてもいいですか?
A. はい、いつもどおりで差し支えありません。
「食後すぐの歯みがきは避ける」と言われるのは、レモンや炭酸飲料など酸性の強いものを口にした場合の話です(公益社団法人 神奈川県歯科医師会)。
ほうれん草のキシキシは、口の中でできた結晶による刺激として説明されているもので、酸で歯が溶ける現象としては説明されていません(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)。
Q. キシキシするのは、歯が削れているサインですか?
A. 削れているという説明にはなっていません。
研究で示されているのは、唾液のカルシウムとシュウ酸が口の中で結晶をつくり、それが口の中を刺激するというモデルです(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)。
ただし、食べ物と関係なくざらつきが続く場合は別の原因が考えられますので、一度ご相談ください。
Q. 牛乳を飲めばキシキシは治まりますか?
A. 必ずおさまると言い切れるものではありません。
シュウ酸にはカルシウムと結びつく性質があり、『尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版』も、シュウ酸の摂り方の工夫としてカルシウムと一緒に摂ることをあげています。
ただしこれは腸の中で起きることの説明で、口の中で同じだけ働くかどうかを示した資料は今回確認できていません。感じ方には個人差があります。
Q. 電子レンジ加熱でもシュウ酸は減りますか?
A. シュウ酸は水に溶け出させて減らすため、湯でゆでて水にさらす方法が基本です(農研機構/尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版)。
電子レンジ加熱とゆで調理を比べたデータは、今回確認できませんでした。分からないことは分からないままお伝えします。
キシキシが気になる方は、下ゆでをお試しください。
Q. 子どもがほうれん草を嫌がります。えぐ味のせいでしょうか?
A. その可能性はあります。
ほうれん草のえぐ味とシュウ酸の関係は研究の対象になっており(堀江秀樹・伊藤秀和 2006)、たっぷりの湯でゆでてから水にとり、しらすやごま、豆腐と和えると食べやすくなることがあります。
冬のちぢみほうれん草は甘みが強いので、入口としてご提案しやすい食材です。

 

まとめ・ご相談のご案内

ほうれん草を食べたあとのキシキシ・ギシギシ・ザラザラは、シュウ酸と唾液のカルシウムが口の中で結びつき、細かな結晶をつくるために起こると考えられています。
まずは口をゆすぎ、カルシウムを含むものを少しとり、いつもどおり歯みがきをする——この3つで様子をみていただいて差し支えありません。

そして、そもそもキシキシさせない工夫は、下ごしらえと献立にあります。
たっぷりの湯でゆでて水にさらし、かつお節やしらす、豆腐、牛乳といったカルシウムを含む食材と組み合わせる。それだけで、あとから対処せずに済むことが増えます。

一方で、食べ物と関係なくざらつきが続く、特定の歯だけしみる、しみる感じが3日以上続く——こうしたときは、シュウ酸ではなくお口の状態が背景にあることがあります。
迷ったときは、そのままご相談ください。

当院では、歯科医師・歯科衛生士に加えて管理栄養士5名が在籍し、お口の健康と食事・栄養の両面から患者さんをサポートしています。
大崎で歯科をお探しの方や、お近くにお勤め・お住まいの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

ご予約・ご相談は、初診ネット予約またはお電話で受け付けています。

初診ネット予約:https://oval-dc.net/reservation

お電話:03-5739-1625

アクセス:JR大崎駅 徒歩4分/東京都品川区東五反田2-16-1 ザ・パークタワー1F

 

この記事を書いた人

山本(やまもと)/大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 管理栄養士
管理栄養士として、食事・栄養の面から患者さんの口腔と全身の健康づくりを支えています。
本記事は食事・栄養の観点を中心に執筆し、歯に関する医学的内容は院長・小林の監修を受けています。

 

監修者

小林 伸(こばやし しん)/大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 理事長・院長(歯科医師)
2016年に医療法人社団KDSを設立し、理事長に就任。
所属・認定・資格等:ITI公認インプラントスペシャリスト、日本臨床歯周病学会 歯周病認定医、日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医、インビザライン・ドクター
本記事の歯に関する内容は、歯科医師である小林が監修しています。

 

参考文献

・堀江秀樹・伊藤秀和「ホウレンソウのえぐ味はシュウ酸に由来するか」日本調理科学会誌 39巻6号 357-361頁(2006年)https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1995/39/6/39_357/_article/-char/ja/
・日本泌尿器科学会・日本泌尿器内視鏡学会・日本尿路結石症学会 編「尿路結石症診療ガイドライン 2013年版 第2版」CQ29ほか https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/03_urolithiasis_2013_2.pdf
・農研機構「ルテイン含量の保持とシュウ酸除去のバランスを考慮したホウレンソウのゆで調理法」野菜花き研究部門 研究成果情報(2018年)https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/nivfs/2018/nivfs18_s11.html
・農研機構 東北農業研究センター「寒締めで増加するホウレンソウの甘み成分はショ糖である」(2004年)https://www.naro.go.jp/project/results/laboratory/tarc/2004/tohoku04-11.html
・農研機構「今が旬の『ほうれんそう』のお話」https://www.naro.go.jp/publicity_report/season/006535.html
・北海道立上川農業試験場「ほうれんそうのシュウ酸含量低減化技術」平成9年度 成果情報 https://www.hro.or.jp/agricultural/center/result/kenkyuseika/seikajoho/h09s_joho/h0900052.htm
・農林水産省「サトイモの煮物を食べたらえぐ味を感じたが、どうしてですか。」消費者の部屋https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/2002/02.html
・公益社団法人 神奈川県歯科医師会「歯が溶ける!?『酸蝕症』とは?」https://www.dent-kng.or.jp/colum/basic/1852/

 

免責事項

本記事は、ほうれん草を食べたあとのお口の感覚や食事・栄養、お口の健康に関する一般的な情報の提供を目的としたものであり、特定の診断・治療・効果を確約・保証するものではありません。
感じ方や必要なケアには個人差があり、お口や体の状態によって適した方法は異なります。

記載した数値は出典に基づく目安であり、実際の判断には診察が必要です。
症状や不安がある場合は自己判断で対処せず、歯科医院や医療機関を受診し、担当の医療者にご相談ください。
掲載内容は公開時点の情報に基づいており、最新の知見や制度と異なる場合があります。

 



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大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 理事長 小林 伸


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