親知らずが痛い...抜く?抜かない? ~実はわたし、生まれつき親知らずないんです!〜

      2026/01/29

 

こんにちは。品川区JR大崎駅から徒歩4分、大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室で事務を担当している篠宮です。
「親知らずって、痛くなければそのままでいいんですよね?」「抜くと聞くと怖いから、できれば放置したい…」
こんなご相談をよくいただきます。

結論から言うと、親知らずには抜いたほうがいいものと残してもよいものの両方があります。大切なのは、「自分の親知らずがどちらのタイプなのか」を知っておくことです。

この記事では、親知らずを抜かなくてもよい条件や、早めに抜いたほうがいいサイン、今すぐ抜くべきか迷ったときのチェックポイントなどを、できるだけ専門用語を使わずにお伝えしていきます。

 

親知らずは「全部抜くべき」な歯ではありません

まず最初にお伝えしたいのは、親知らず=必ず抜かなければならない歯、ではないということです。親知らずは、噛むために絶対に必要な歯ではありません。一方で、生え方やお手入れのしやすさ次第では、大きなトラブルの原因になる歯でもあります。

だからこそ、ケースバイケースで判断することがとても重要です。

条件が良ければ「残して観察する」

問題が大きくなりそうなら「早めに抜歯する」

 

親知らずを残してよいケース

実際に「抜かなくてもよい親知らず」とはどんな状態でしょうか。

 

まっすぐきれいに生えている

歯ぐきからしっかり頭が出ている

手前の奥歯を押していない

横向き・斜め向きではない


このように、教科書どおりの位置と向きで生えている親知らずは、比較的トラブルが出にくいタイプです。

 

歯ブラシがきちんと届いている

鏡で見てブラシの毛先が当たっているか、タフトブラシやフロスで周りまで届いているかが大切です。
定期検診で「ここはよく磨けていますね」と言われるようであれば、無理に抜かずに様子を見る選択肢も十分あります。

 

上下でしっかり噛み合っている

上の親知らずと下の親知らずが、きちんと相手を見つけて噛み合っているケースでは、噛み合わせを支える働き者の歯として残すメリットもあります。
将来、他の歯を失ってしまったときに、この親知らずを移植用(自家歯牙移植)として活用できる場合もあります。

 

抜いたほうがいい親知らずのサイン

反対に、次のようなサインがある場合は、当院でも抜歯をおすすめすることが多くなります。

 

大きな虫歯ができている

親知らずは一番奥にあるため、器具が届きにくく、治療が難しい歯です。虫歯が大きく進んでいると、治しても再発しやすく、無理に残すより抜いたほうが安定しやすいケースが少なくありません。

 

歯ぐきの炎症を何度も繰り返している(智歯周囲炎)

親知らずの周りだけ腫れて痛む

のどや頬までズキズキする

膿が出たことがある


炎症を何度も繰り返しているようであれば、「落ち着いたタイミングで抜いてしまったほうが楽」と判断されることが多いです。

 

横向き・斜め向きに埋まっている

横を向いたまま半分だけ顔を出していたり、骨の中で横向きに埋まっている親知らずは、手前の大切な奥歯を押して、虫歯や歯周病を起こしやすくなります。将来的にきちんと生えてくる見込みがない場合には、抜歯を検討します。

 

かみ合う相手がいない

片側だけ親知らずがある場合、かみ合う相手を探して親知らずがどんどん伸びてきてしまうことがあります。その結果、手前の歯との間に段差ができて物が詰まりやすくなったり、下の歯ぐきを傷つけて口内炎の原因になったりします。

 

歯並びや顎関節に影響している

横向きの親知らずが前方の歯を押すことで、前歯のガタガタや噛み合わせのズレ、さらには顎関節への負担(顎の痛みやカクカク音)につながることもあります。

 

今すぐ抜くべきか迷ったときのチェックポイント

次の項目のうち、いくつ当てはまるかチェックしてみてください。

奥の歯ぐきが、ときどき腫れて痛くなる

口が開けづらくなることがある

手前の歯との間に、よく食べ物が詰まる

鏡で見ても、歯ブラシがきちんと届いている自信がない

昔、歯医者さんに「横向きですね」と言われたことがある

ひとつでも当てはまる場合は、一度レントゲンやCTで詳しく確認しておくと安心です。

 

少しだけ、私自身の“親知らずエピソード”

私は生まれつき下の親知らずが2本とも存在せず、上の親知らずも今のところ頭すら出てきていません。かなりラッキーなケースだと思いますが、これもレントゲンを撮ってもらわなければ一生気づかなかったはずのことです。

親知らずが「あるのか・ないのか」「どんな向きで存在しているのか」を自分の目だけで判断することはほぼ不可能です。だからこそ、痛くなる前に一度チェックしておくことが大切だと感じています。

 

大崎・五反田で親知らずが気になったら

痛くなってからだと抜歯も大変になりがちなので、できれば症状が出る前のタイミングで、レントゲンだけでも撮っておくことをおすすめします。大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室では、以下のような体制でご相談をお受けしています。

親知らずの位置や向きをCTで立体的に確認

抜く/抜かない、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明

難症例の場合は、連携する口腔外科へのご紹介


「レントゲンだけ撮って相談したい」「今は痛くないけれど確認したい」という段階でも、もちろん大丈夫です。品川区・大崎エリアで親知らずが気になっている方は、どうぞ一度ご相談ください。

 



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大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 理事長 小林 伸


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