チョコレートでむし歯予防?

      2023/09/18

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室、管理栄養士の斉藤です。2021年も早いもので2月がスタートしましたね!2月と言えばバレンタインではないでしょうか?そこで今回のテーマは「チョコレートやココア」についてお話しようと思います。

 

チョコレートとココアの違いとは?

チョコレートとココアの原料は同じカカオ豆です。カカオ豆をすり潰したものをカカオマスと言い、そのカカオマスからココアバターを抽出し、ココアバターを抽出した残りをココアと言います。チョコレートはカカオマスに更にココアバター、砂糖、ミルクを追加したものになります。

 

チョコレートやココアには歯周病やむし歯予防に効果がある?

甘いチョコレートやココアは予防というより、むし歯になりやすいイメージがあるのではないでしょうか?最近の研究では、チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールにはむし歯や歯周病の予防に役立つ効果があるとされています。カカオポリフェノールの効果には、

・むし歯菌、歯周病菌への抗菌作用

・口臭を防ぐ

・口腔内の浄化作用         などがあります。

 

その他にも色んな効果がある!

チョコレートとココアに含まれるカカオポリフェノール、カカオプロテインには、便通改善効果、アレルギー改善、血圧低下、動脈硬化予防、美容効果などの効果も期待できます。

 

カカオ濃度が多いものを選ぼう!

チョコレートならカカオマス70%以上のもの(ビターチョコレート)、ココアなら砂糖の入っていないものを選ぶといいでしょう。チョコレートには砂糖ではなくキシリトールを使用したものもあります。キシリトールにはむし歯予防効果があるのでオススメです。

 

食べた後には必ず歯磨きを

どんな食べ物に限らずですが、むし歯や歯周病の予防効果や身体に良いと言っても、食べた後には必ず歯磨きをするようにしましょう。また1日の間食の目安は200Kcalと言われているので、板チョコ1枚(50~60g)で280~300kcalなのでそれを目安にするいいでしょう。

 

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