朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者

   

朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者
Q.
A.朝ごはんは、寝ている間に使ったエネルギーを補い、頭・体・おなかを目覚めさせてくれる大切な食事です。
脳のエネルギー源であるブドウ糖を補うことで集中しやすくなり、消化管が動くことで体温が上がって活動の準備が整い、腸が動いて毎日のリズムも整いやすくなるといわれています。
さらに、よく噛むことや朝の歯みがきの習慣を通じて、お口の健康にもつながります。気になる症状があれば、早めに歯科でご相談を。

 

みなさん、こんにちは。大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室で管理栄養士・歯科助手をしている竹内です。

朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者

「朝は忙しくて時間がない」「食欲がわかない」。そんな理由で、つい朝ごはんを抜いてしまう方は多いのではないでしょうか。気持ちはとてもよく分かります。けれども朝ごはんは、寝ている間に使ったエネルギーを補い、1日を元気にスタートするための、とても大切な食事です。

私は管理栄養士として「食べ物と体の関係」を、歯科助手として「毎日の診療の現場で見るお口の状態」を、どちらも近くで見てきました。この記事では、その両方の視点から、朝ごはんを食べるとどんな良いことがあるのか、抜くとどうなりやすいのか、そして無理なく続けるコツまで、まとめてやさしく解説します。

 

そもそも、なぜ朝ごはんが大切なの?

朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者

私たちの体は、眠っている間も呼吸をしたり体温を保ったりと、休まずにエネルギーを使い続けています。そのため朝起きたときには、体に必要なエネルギーや栄養素が少なくなっている状態です。朝ごはんには、就寝中に使われたぶんと、午前中に活動するためのぶんを、まとめて補う役割があります。
特に大切なのが、脳のエネルギー源であるブドウ糖です。脳はブドウ糖を主なエネルギー源として使っていますが、ブドウ糖は体の中に大量にためておけません。文部科学省の食育教材によると、肝臓にたくわえられているブドウ糖は約12時間分しかないとされています。前日の夕食から翌日の昼食まで朝食を抜くと、12時間以上もブドウ糖が補給されない状態が続いてしまうのです。

 

朝ごはんを食べる3つのメリット

朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者

 

1. 頭がすっきりして、集中しやすくなる

朝にブドウ糖をしっかり補うと、脳にエネルギーがいきわたり、勉強や仕事に集中しやすくなるといわれています。農林水産省の食育情報でも、ごはんなどの主食には脳のエネルギー源になるブドウ糖が多く含まれ、朝食は一日を活動的に過ごすための大事なスイッチであると説明されています。
逆に朝ごはんを抜くと脳のエネルギーが不足し、集中力や記憶力が低下しやすいとされています。お子さんの場合、お昼までに必要なブドウ糖が足りないと、授業中に注意が散漫になってしまうこともあると指摘されています。「午前中、なんとなく頭がぼんやりする」という方は、朝ごはんを見直してみる価値があります。

 

2. 体が目覚めて、活動の準備が整う

朝ごはんを食べると、口から胃や腸までの消化管が動き始めます。消化管は筋肉でできているため、動くことで熱が生まれます。文部科学省の食育教材によると、この熱を利用して、寝ている間に下がった体温を上げ、体が1日の活動の準備を整えるとされています。
1日の体温のリズムは、朝食をとったあとに上がり始め、昼間にもっとも高くなります。朝ごはんを食べる習慣がある人は午前中から体温が上がった状態を保ちやすい一方、朝食を抜くと午前中に体温を保つエネルギーが不足し、体温が上がりきるのが昼食後になってしまうと報告されています。朝ごはんは、体にとっての「目覚ましスイッチ」のような役割をしているのです。

 

3. 腸が動き、毎日のリズムが整いやすくなる

朝ごはんには、お通じのリズムを整える働きもあります。胃の中に食べ物が入ると、その信号を受けて大腸が動き出し(ぜん動運動)、便を送り出す準備が始まります。文部科学省の食育教材でも、朝食を食べることで排便のリズムが作られ、朝食を抜いて生活リズムが乱れることが便秘の原因になることもあると説明されています。
朝ごはんを食べることは、頭・体・おなかの3つを、1日のはじめにやさしく目覚めさせてくれるのです。

 

朝ごはんを抜くと、どうなりやすい?

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朝ごはんを抜くと、前の食事からの空腹時間が長くなります。すると次の昼食や夕食でドカ食いをしてしまいやすく、早食いにもつながりやすくなります。文部科学省の資料では、食事の回数が少なくなると1回に食べる量が増え、満腹を感じる前に食べ終えてしまうため、食べ過ぎにつながりやすいと指摘されています。
また、忙しいからと菓子パンやジュースだけで済ませると、血糖値が急に上がって急に下がりやすく、かえってすぐにお腹がすいてしまうことがあります。朝ごはんは「何か食べればいい」だけでなく、「何を組み合わせるか」も大切なのです。

 

理想の朝ごはんは「組み合わせ」がカギ

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では、どんな朝ごはんが理想的なのでしょうか。難しく考える必要はありません。次の4つを少しずつ組み合わせるのがおすすめです。

主食(ごはん・パン・麺など):
脳のエネルギー源になるブドウ糖を補えます

たんぱく質(卵・納豆・魚・肉など):
体や組織をつくる材料になります

乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど):
手軽に栄養をプラスできます

果物(バナナ・りんご・みかんなど):
ビタミンや水分を補えます


たとえば「ごはん+納豆+ヨーグルト+バナナ」「トースト+目玉焼き+牛乳+みかん」のように、いくつか組み合わせるだけで栄養のバランスがぐっと良くなります。厚生労働省と農林水産省がつくった「食事バランスガイド」でも、主食・主菜・副菜に乳製品・果物を加えたバランスが大切とされています。全部そろえられない日があっても大丈夫。まずは1品でも増やすことから始めてみてください。

 

無理なく続けるコツ — まずは「食べやすいもの」から

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朝に食欲がわかない方や、これまで朝ごはんを抜きがちだった方は、いきなり完璧な食事を目指さなくて大丈夫です。

バナナを1本:
皮をむくだけで食べられて、エネルギーを補えます

ヨーグルト:
のどを通りやすく、忙しい朝でも食べやすい一品です

おにぎり:
前の晩に用意しておけば、朝はそのまま食べられます


「毎日少しでも口にする」ことを目標にすると、習慣として続けやすくなります。早寝早起きを意識して、夜ふかしを減らすことも、朝の食欲を取り戻す助けになります。

 

朝ごはんとお口の健康のつながり

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歯科の現場からも、朝ごはんはおすすめしたい習慣です。理由は大きく3つあります。
ひとつめは、よく噛むこと。朝ごはんをよく噛んで食べると、唾液がたくさん出ます。唾液にはお口の中をきれいに保ち、うるおいを与える働きがあるといわれています。
ふたつめは、朝の歯みがき。朝ごはんを食べる習慣ができると、その後に歯をみがく流れも自然と身につきます。1日のスタートにお口をすっきりさせることは、むし歯や歯ぐきのトラブルの予防にもつながるといわれています(予防歯科 https://oval-dc.net/preventive-dentistry)。
みっつめは、だらだら食べを防ぐこと。朝ごはんを抜くと、お腹がすいて午前中にお菓子や甘い飲み物に手が伸びがちです。食べる時間が長く続くと、お口の中が汚れた状態になりやすくなります。朝ごはんで満たしておくことは、間食のだらだら食べを減らすことにもつながります。
「食べること」と「お口の健康」は、思っている以上に深くつながっているのです。

 

よくある質問

Q. 朝はどうしても食欲がありません。何から始めればいいですか?
A. 無理に量を食べる必要はありません。まずはバナナ1本やヨーグルト、コップ1杯の牛乳など、食べやすいものから始めてみてください。前の晩に夜ふかしや食べ過ぎを控えると、朝の食欲が戻りやすくなります。
Q. 菓子パンやジュースだけでも、食べないよりはいいですか?
A. 何も食べないよりは良いですが、菓子パンやジュースだけだと血糖値が急に上がって下がりやすく、すぐにお腹がすいてしまうことがあります。可能であれば、たんぱく質(卵・ヨーグルトなど)や果物を1品加えると、バランスが良くなります。
Q. 子どもが朝ごはんを食べたがりません。どうすればいいですか?
A. お子さんが食べやすいおにぎりやバナナ、ヨーグルトなどから始めてみてください。文部科学省の調査では、保護者が朝ごはんを食べる家庭ほど、お子さんも食べる割合が高い傾向が示されています。まずは大人が一緒に食べる姿を見せることも、大切なきっかけになります。

 

まとめ:毎日少しずつ、朝ごはんの習慣を

朝ごはんは、寝ている間に使ったエネルギーを補い、頭と体とおなかを目覚めさせてくれる大切な食事です。集中しやすくなる、活動の準備が整う、毎日のリズムが整いやすくなるなど、うれしいメリットがたくさんあります。
完璧を目指す必要はありません。おにぎり・バナナ・ヨーグルトなど、食べやすいものから1品でも。毎日少しずつ朝ごはんを食べる習慣が、健康的な毎日への一歩になります。
そしてもうひとつ、忘れたくないのがお口の健康です。よく噛むこと、朝の歯みがき、だらだら食べを防ぐこと。これらはどれも、毎日のお口を守る小さな習慣です。当院には管理栄養士が在籍しており(ママと子供の歯医者さん https://oval-mamakodomo.com )、お子さんの朝ごはんやおやつのことも含めて、栄養とお口の健康の両面からご相談いただけます。歯ぐきの状態やお子さんの歯のこと(小児歯科 https://oval-dc.net/pediatric-dentistry )で気になることがある方は、定期的な検診とあわせて、大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室までご相談ください。
品川区・大崎エリアで、お子さんの歯やお口の健康、毎日の食習慣について気になることがある方は、栄養とお口の両面からサポートできる当院へお気軽にご相談ください。初診のWEB予約(https://oval-dc.net/reservation )も受け付けています。

 

この記事を書いた人

朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者

文:竹内(たけうち)/大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室
管理栄養士・歯科助手
管理栄養士として「食べ物と体の関係」を、歯科助手として「毎日の診療の現場で見るお口の健康」を、両方の視点から学び続けています。栄養と歯科、それぞれの現場で見てきたことをもとに、毎日の食事から始められる健康づくりをお伝えしています。

 

この記事の監修者

朝ごはんを食べるメリットとは?管理栄養士が教える1日を元気に過ごす朝食習慣|大崎の歯医者

小林
伸(こばやし しん)
大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室
理事長・院長
日本歯科大学生命歯学部を卒業後、日本歯科大学付属病院での臨床研修を修了。2016年に医療法人社団KDSを設立し、理事長に就任。
所属・認定・資格等:ITI公認インプラントスペシャリスト、日本臨床歯周病学会 歯周病認定医、日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医、インビザライン・ドクター、介護支援専門員
本記事の歯・お口・治療に関する医療的な記述は、歯科医師である小林が監修しています。

 

参考文献

・文部科学省「生活リズムの確立と朝食(食事)」食育教材 https://www.mext.go.jp/
・農林水産省「めざましごはん」 https://www.maff.go.jp/
・農林水産省「食育の推進(エビデンス)」 https://www.maff.go.jp/
・厚生労働省 e-ヘルスネット「食事バランスガイド」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。気になる症状や治療については、歯科医院での診察をおすすめします。

 



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大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 理事長 小林 伸


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