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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。今日も朝晩は寒かったですが、昼間は日が差して、過ごしやすい陽気でした。今年も残す所、後１週間となりました。オーバルコート歯科室は年内２８日（月）午前中まで診療しております。歯の事でお困りの方が、いらっしゃいましたら、お気軽にお問合せ下さい。

前回のブログで、「口唇ヘルペス」について書きました。

地味に痛い、口唇ヘルペス

今回は、こちらも地味に痛い「口角炎」についてお話させて頂きます。唇の左右両端の部分（口角）に炎症が起き、赤みや腫れが生じ、亀裂が入り、激しい痛みを伴います。口角は、顔の中でも特に皮膚が薄く、わずかな刺激でも荒れやすい性質を持っています。口角炎を発症して、数日後にかさぶたができ始めますが、会話や食事の際、口を大きく開けるとまたひび割れ、亀裂が生じる…というサイクルを繰り返す為、なかなか治りません。

口角炎は、唾液や食べ物などで皮膚がふやけたり、刺激をうけることや、細菌、カンジタなどの感染、ビタミン欠乏や薬剤、空気の乾燥、口紅等の化粧品に含まれる成分などが原因とされています。また、アトピー性皮膚炎や貧血、糖尿病、シェーグレン症候群などに合併して起こることもあります。

口唇ヘルペス同様、口角炎も心身共に健康な状態の場合は、皮膚にカンジタ菌がいたとしても口角炎になる可能性は低く、ストレス過多や疲労の蓄積による免疫力の低下によって、発症しやすくなります。

口角炎の治療は、抗真菌薬やビタミン剤、軟膏が処方され、３日くらいで改善されることが多いですが、食事の際、ビタミンB２、ビタミンB6、ナイアシンが含まれている鰹や鯖などの青魚、納豆などの大豆食品を摂ると、更に効果的です!また普段から口角に歯磨き粉や化粧品などの洗い残しに気をえうけ、口腔内を清潔にし、入れ歯を使われている方は、洗浄を徹底するようにする事も大切です。

最後に口角炎は、口唇ヘルペス、口唇炎と間違われやすいですが、治療法が違いますので、判断に迷われた場合は、口腔外科、皮膚科を受診しましょう。

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