ドライソケットって?
2023/09/18
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。今日もジメジメした天気でしたね。緊急事態宣言が解除され、早くも1ヶ月が経とうとしています。だんだん外に出る人が増え、コロナウイルス感染拡大前の日常に戻りつつあります。しかし、ここ最近東京都のコロナウイルス感染者数が50人前後と、増加傾向にあります。第2波、第3波がいつやってきてもおかしくない状況で、油断はできないですね。オーバルコート歯科室では、今後も来院される患者様に安心して治療を受けて頂ける様、院内感染予防に努めていきます。
先日のブログで「ドライマウス」について書かせて頂いてたかと思いますが、今回は「ドライソケット」について、お話させて頂きます。
ドライソケットとは、抜歯した後の穴が塞がらず、骨が露出してしまう状態の事を言います。通常抜歯をした後は、血餅(けっぺい)というかさぶたが、穴を覆い、その上を伸びてきた皮膚が覆うことで穴が塞がっていきます。しかし、何らかの原因で穴が塞がらず、その穴に食べ物のカスなど汚れが入り込むことで、骨に触って、痛みを引き起こしてしまいます。特に下の親知らずの抜歯の際に起きる事が多く、5人に1人くらいの確率で発症します。
下記症状に当てはまる方は、ドライソケットの可能性が高いです。
①抜歯後2~3日で痛みが出てくる
②ずきずきと激しく痛む
③2週間くらい痛みが長引き、弱くならない
④特に飲食時の刺激で痛む
抜歯後は、どうしてもお口の中が血の味がし、匂いも気になります。そういった不快感から、強いうがいをしてしまったり、無意識のうちに舌で触ってしまうと、せっかくできた血餅(けっぺい)が剥がれてしまい、骨が露出してしまい、強い痛みを伴ってしまうのです。この血餅(けっぺい)ですが、普段擦り傷をしてしまった後、かさぶたが皮膚にできますね。このかさぶたを無理に剥がしてしまうと傷口の治りが悪くなり、傷跡も残りやすくなります。血餅も抜歯後の傷口を外部からの刺激や細菌から守るかさぶたの役割を持っています。抜歯後、頻繁に強いうがいや触れてしまったりするのは、ドライソケットになる原因に繋がりますので、注意が必要です。それ以外にも、抜歯当日の飲酒、激しい運動、入浴は血行が良くなり、血が止まりにくくさせてしまいます。出血が多いと血餅ができやすいですが、血がなかなか止まらないと、口の中が気持ち悪くなり、うがいをしたり、唾を飲みこむ動作を頻繁に行なったりするのも、血餅が剥がれドライソケットの原因になります。逆に血流を悪くさせてしまうのは、喫煙です。血餅ができにくく、傷口の治りも悪くなり、ドライソケットの原因となりますので、最低1ヶ月は禁煙する事が好ましいです。
オーバルコート歯科室では、抜歯の治療を受けられた患者様に、抜歯後の注意事項をお伝えさせて頂いているのは、ドライソケットにならない様にして頂く為でもあります。もし、どうしても抜歯後、痛みがなかなか引かなかったり、今回のドライソケットのような症状かな?と思われた方は、ぜひご相談くださいね。
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