花粉症と歯の健康

      2025/03/19

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室の江夏です。

日ごとに春の訪れを感じるようになりました。春になると多くの人々が花粉症に悩まされますが、花粉症は歯の健康にも影響を与えることをご存知でしょうか?今回は、花粉症と歯の健康の関連性について解説します。

1. 花粉症と口呼吸の関係

花粉症の症状のひとつである鼻づまりは、口呼吸を増加させます。口呼吸は口腔内を乾燥させ、唾液の分泌を減少させます。唾液は細菌の繁殖を抑え、口内を清潔に保つ役割を持っていますが、乾燥すると虫歯や歯周病の原因になります。口呼吸による乾燥は、口臭の原因にもなるため注意が必要です。


2. 花粉症による歯周病のリスク

花粉症が引き起こす免疫反応は、歯茎に炎症を引き起こし、歯周病を悪化させる可能性があります。花粉症の影響で免疫系が過敏に反応し、歯茎の血流が悪化すると、歯茎が腫れたり、出血しやすくなります。歯周病が進行すると、歯を失うリスクが高まるため、花粉症の時期は特に歯茎のケアが重要です。


3. 花粉症と歯の痛み

花粉症の症状による鼻づまりがひどくなると、鼻腔と上顎がつながっている上の歯に痛みを感じることがあります。鼻の中が腫れて粘膜がたまることにより、鼻腔に細菌が感染して炎症を起きてしまいます。そして副鼻腔は上の奥歯の近くに位置しており、炎症を起こす事で歯に圧がかかり、歯痛をもたらすことがあります。


4. 花粉症による薬の影響


花粉症の治療に使われる抗ヒスタミン薬は、口腔内の乾燥を引き起こすことがあります。薬の影響で唾液が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、注意が必要です。また、花粉症の影響で食欲が落ちたり、甘い食品を多く摂取したりすることも虫歯の原因となります。


5. 花粉症時期の歯のケア


花粉症の時期には、特に以下のような歯のケアを心がけましょう。


・口呼吸を避ける

   鼻づまりを改善し、できるだけ鼻呼吸を意識しましょう。口呼吸が続くと口腔内が乾燥しやすくなります。


・歯磨きをしっかり行う

   口腔内が乾燥しやすいので、食後や寝る前には丁寧に歯を磨き、歯垢を取り除きましょう。


・フロスやマウスウォッシュを活用

   フロスで歯間の汚れを取り除き、マウスウォッシュで口腔内を清潔に保ちます。これにより細菌の繁殖を抑えることができます。


花粉症の時期は、口呼吸や免疫の過敏反応によって歯の健康に影響を与える可能性があります。口腔内の乾燥や歯周病のリスクが高まるため、適切な歯磨きと定期的な歯科検診が大切です。花粉症の季節を健康な歯で乗り越えるために、日々のケアを意識しましょう。

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