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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。あっという間に２月に入りましたね。昨日は何百年に１度の節分で、仕事帰りに恵方巻を買いにスーパーを３軒立ち寄りましたが、どこも完売…恵方巻を食べ損ねてしまいました😂少し後悔していますが、めげずに今月も乗り切っていきます💪🏽

では、今回は歯石除去についてお話させて頂きます。歯石の付着には、下記イラストのように歯肉の上に付着する歯肉縁上歯石と歯肉の中に付着している歯肉縁下歯石とあります。

歯肉縁上歯石は、スケーリング（以下SCと記載）により、歯の表面に付着した歯石やプラーク、その他の汚れを除去します。SCは、だいたい１～２回で治療を終えられます。

歯肉縁下歯石は、イラストのように歯肉の中に溜まっている歯石です。健康な方の歯肉には、歯周ポケット（歯と歯肉の間にできる隙間）が見られないのですが、歯周病が進んでいる方の歯肉には、歯周ポケットがあります。この歯周ポケットに汚れが入りこんでしまい、時間が経過するとともに歯石へと変わります。歯肉の中に溜まった歯石を取るには、通常のSCですと痛みを伴う事がある為、麻酔を使って処置を行い、その部分に汚れが付着しにくくなるようにします。これをスケーリングルートプレーニング（以下SRPと記載）と言います。SRPが必要な患者様に治療回数がかかることを説明させて頂いていおりますが、なぜ回数がかかってしまうのか？疑問に思われる方もいらっしゃいます😢

なぜ？SRPは治療回数がかかるのかと言いますと下記理由が挙げられます。

①麻酔をするので１度にお口全体を処置できないため

②処置後、しみるなどの症状が出る為、一度に処置をすると患者様に負担をかけてしまうため

③見えないところを感覚で探って歯石を取るので、処置が難しいため

SRPは、このような理由によりとても根気のいる治療です。歯周病の改善には、歯科医院で行うプロフェッショナルケアだけでは、結果が半減してしまいます。患者様ご自身のセルフケアも重要なのです。ぜひ、二人三脚で治療を行い、歯周病の進行を抑え、皆様の健康のお手伝いをさせて頂きたいと思います。

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