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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。９月もあっという間に半月が過ぎました。朝晩も、だいぶ過ごしやすくなり、だんだん秋に近づいているんだな〜と感じています🍇

さて、皆さまの中で、金属を被せた歯で、アルミ箔やスプーンを噛んだ時に、「キーン」、「ピリッ」とした嫌な感触を経験された事はございませんか？この現象は、「ガルバニ―電流」と言い、異なる金属が唾液を介して接触した時に流れる、微弱な電流の事を言います。ガルバニ―電流は、お口の中に金属の詰め物、被せ物が入っていない方には、起こらない症状です。

人間の身体には微弱な電流が流れています。脳はこの微弱な電流でコントロールされていますが、ガルバニ―電流が起こると、電流が乱れてしまい、身体の痛みや疲れ、不眠、イライラするなどの神経症状や頭痛、肩こり、腰痛などの関節痛などの身体の不調を起こす事もあります。最近は使用されていませんが、数年前まで保険治療で認められ使用されていたアマルガム（歯科用金属で水銀を５０％含んでいる）の場合、口の中に１００ミリボルトの電圧がかかります。人間の神経も電気によって刺激が伝わりますが、この時の電圧は９０ミリボルトです。昔治療して被せた歯の隣や噛み合う反対側の歯に新しい金属製の詰め物、被せ物を入れた際に起こりやすくなります。治療に使用する金属は歯科医院ごとで使用するメーカーが異なる場合があり、昔作製した金属と同じ物で揃えることは、難しくなる場合があります。ガルバニ―電流による不快な症状は、しばらくすると軽くなりますが、金属の味が気になったり、金属アレルギーの症状が出てきたりする場合があります。解決策としましては、歯科医院に相談し、口の中に入っている金属を取り除き、金属を使用していない材料（セラミック）に入れ替えることをお勧めします。保険適用の治療は安価である、必要最低限、噛む機能を回復させるという事がメリットですが、使用している金属は、健康面で見た時、決して安全ではありません。金属アレルギーやガルバニ―電流による症状でお悩みの方は、ぜひ、オーバルコート歯科室で、お気軽にご相談くださいね。

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