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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。
今週に入りぐずついた日が続いていますね。おまけに先週とうって変わって寒いです。コロナウイルスの感染者数は日に日に減少傾向にありますが、この気温差にも負けず体調を整えていきましょう。
さてみなさまの中で、歯の痛みはあるけれど、お口全体に歯の痛みが広がり、いったいどの歯が痛いのか分からない…といった経験はございませんか？前歯ですとどの歯が違和感があるのか？あまり間違えることが少ないですが、奥歯に行くほど違和感のある歯を特定するのが分かりづらくなるります。例えば右上７番目の歯が痛みの原因なのに、その手前の６番目の歯に痛みがあると勘違いしてしまう事があります。ときとして上の歯か下の歯どちらが痛いのか区別できなくなることもあります。一般的に歯の痛みは「放散性」が強いので、原因の歯の周囲がまとめて痛く感じることがあります。そのため自分では痛む歯がはっきり分からないことが多いと言われております。さらに疲労やストレス、朝昼晩などの時間帯でも痛みに変化が見られる事もあります。また上の前歯が原因で目の上が痛くなったり、上の奥歯付近が原因で目の下が痛くなったり、下の奥歯が原因で首元が痛くなったり…と歯が原因なのに少し離れた別の場所が痛くなることがあります。これは「関連痛」と呼ばれています。ただしこの関連痛は、原因の歯が右なら右と同じ側に起こります。上の歯の痛みは顔面の知覚、運動をつかさどる脳神経である三社神経の２番目の枝、下の歯の痛みは三社神経の３番目の枝によってそれぞれ伝えられます。同じ神経から伝達される信号を脳自身が正確に判別できなくなっているから、どの歯が痛いのか？分からなくなってしまうのです。では痛みのある歯がどこなのか？を特定するには、上下の歯を同時に見ることができるお口全体のレントゲン写真（オルソパントモグラフィー）を撮影させて頂く事で原因の歯を診断する事ができます。歯の痛みはひどくなると日常生活に支障をきたす程、辛いものです。痛みのある歯の原因を取り除かないと痛み止めも効かなくなる事もあります。少しでも歯に痛み、違和感等ございましたら早めに歯科医院の受診をし、適切な治療を受けましょう！

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