インプラントと天然歯の違いについて

      2023/09/18

こんばんは🌙✨

品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の歯科衛生士の相原です🌼

 

今日から12月に入って今年もあともう少しですね💦

皆さん今年やり残したことありますか?

 

今日は、インプラントと天然歯の違いについてお話していきたいと思います✨✨

一番の違いは、インプラントは天然歯に比べ、細菌に対する抵抗力が弱く疾患の進行が早いとのことです😣💦

 

 

 

インプラントと天然歯の構造がこちらです。

 

 

◎天然歯の特徴

①歯根膜がある。
天然歯には“歯根膜”が存在し、歯と骨がじん帯のようなものでつながっています。その中には咬む力を感知する非常に繊細な知覚神経が存在し、無理な力が加わったときに回避する能力があります。この歯根膜には一定の幅があり、物を咬むとこの幅の分だけ歯は動きます。
つまり歯根膜はクッションのような役割をしています。この『クッション』が噛む力をコントロールするのに非常に大切です。

②歯根面に対して垂直的な繊維が存在する。

③三つの方向から血液供給がある。(歯肉、骨、歯根膜)
この血液供給により※歯周ポケットの内部には好中球(細菌と戦う血液の成分の一つ)が存在し、ポケット内部に細菌が侵入してもそれを排除しようとする働きがあります。

【歯周病ポケットとは、歯と歯茎の間に出来る隙間のことを言います。】

◎インプラントの特徴

①歯根膜がない。
骨とインプラントがダイレクトに接触しているため、咬む力によって働くことはほとんどありません。そのため噛合せに問題がある場合には無理な力(歯ぎしりなど)がインプラントに直接影響を及ぼします。インプラントの失敗の多くは噛合せによるものです。被せ物を装着した時には、そうならないように噛合わせの調節を行いますが、時間の経過とともに噛合せは変化し、インプラント部に負担がかかってくることがあります。

②水平的な繊維が存在する。
水平的な繊維の付着は比較的に弱いため、剥がれやすく、炎症が深部へ起こりやすくなります。

③二方向のみの血液供給(歯肉・骨)
好中球の出現が乏しく、外敵侵襲に対する抵抗力が低くなります。インプラントは、炎症に対する防御機構が非常に弱いため、いったん炎症が進むと天然歯より早く骨の吸収が進行していきます。インプラントが歯周病になった状態をインプラント周囲炎と言います。さらにインプラントは、感染を起こしても天然歯のように腫れる等の自覚症状が認められないことが多いので注意が必要です。

 

インプラント周囲炎の症状としては、歯周病と同じような状態になるのが特徴です( ¨̮ )

初期段階では、ほとんど自覚症状がなく、
・インプラント周囲の歯茎が腫れる
・出血する
・膿がでる
などからはじまります。

インプラント周囲の骨吸収が進行すると、インプラントが揺れ始めます。 状態によっては痛みもでてきます。従って、『インプラントは必ず一生ものだ』と思われている方もおられるかもしれませんが、それは誤解です。長持ちさせるためには、ご自身の歯と同様、あるいはそれ以上に適切な診断・維持管理が必要です。インプラント周りの細胞組織は天然歯の周りより単純な構造になっているため、一度細菌感染をしてしまうと症状の進行が早いという特徴があります。

そして、インプラントは、埋入した後が大切です。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯ブラシを怠るとインプラント周囲炎と言われる歯周病と同様な状態になり、最悪の場合、インプラントの除去に陥ることもあります。そういった状況に陥る前に、定期検査に通院したり、軽度のうちに治療をすることが大切です。

 

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