初期むし歯COとは⁇

      2023/09/18

皆さま、こんにちは!品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。

もう11月が終わりますね!毎週こうしてブログを書いておりますが、1週間があっという間、時間が早く過ぎるのを感じる今日この頃です。
さて、今回は初期むし歯CO(シーオー)についてお話しさせて頂きます。

まず初期むし歯COとは、要観察歯というもので、歯の表面を覆っているエナメル質が溶け出した状態(むし歯の一歩手前の状態)を言います。

エナメル質の大半は、リン酸カルシウムという物質で構成されており、口の中が酸性になると、リン酸カルシウムに含まれる「リン」と「カルシウム」が唾液の中に溶けていきます。

エナメル質のリンとカルシウムが溶け出した段階では、まだ歯に穴は空いていません。あくまでも成分が溶け出している状態でむし歯になっているわけではありません。このリンとカルシウムが溶け始めた状態を「脱灰(だっかい)」と言います。

脱灰(だっかい)に見られる特徴は、歯の表面が白濁したり、奥歯の溝が茶色くなります。COの段階では、「歯の変色」が唯一の自覚症状で、痛みもなく、歯科検診に行った時に指摘される事が多いようです。

では、初期むし歯COの治療とはどのような事を行うのか?お伝えしていきます。

・ブラッシング指導

歯科医院で正しい歯の磨き方を指導して、行なっていけば、脱灰した歯が自然と治る、または進行を止める事ができます。唾液には大量のリンやカルシウムが溶け込んでおり、自然とエナメル質に戻っていくことがあります。(この現象を再石灰化と言います)

・フッ素塗布

フッ素にはエナメル質を強化し、溶けにくくする(歯の脱灰がしにくくなる)作用があります。歯科検診で、最後にフッ素塗布を行う事が多いですが、毎日のセルフケアでもフッ素が含まれた歯磨剤で歯を磨いてあげるのも効果が期待できます。

・シーラント

奥歯の溝にプラスチック製樹脂(レジン)を充填する処置です。小さなお子さんの奥歯の溝は汚れが溜まりやすくむし歯になりますいです。そこで奥歯の溝を埋めて物理的に穴が空かないように予防します。

 

・PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

歯科医師、歯科衛生士が専用の器具を使って歯のクリーニングをする処置です。どれだけ普段セルフケアをきちんと行なったとしても、大体3〜4ヶ月で歯の周りにバイオフィルム(細菌の膜)が 付いてしまいます。このバイオフィルムを定期的に除去する事で歯の表面が清潔になり、初期むし歯の自然治癒率が高くなるとも言われております。

いかがでしたか?むし歯が進行すると、穴が空いたり、痛みが出たり、しみたりと言った症状が出ると、やはり歯を削って治療する処置になります😭しかし、初期むし歯は定期的に歯科医院で検診を受けて頂く事で発見でき、適切な処置、日常生活でできるセルフケアのアドバイスを受ける事ができます。

しばらく歯科医院で、検診を受けていないな〜と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度定期検診の受診をしてみませんか?

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