気付かぬうちに…マスク老けについて

   

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 歯科医の横山です。4月に入りさわやかな晴天が多くなり、レジャーなどが最適な季節となってきました。しかし、ここ二日春の嵐が吹き荒れてお天気が不安定なので、みなさまご注意下さいね。

さて、先月13日より新型コロナウイルスの感染対策として続けられてきたマスクの着用が個人の判断に委ねられるようになりました。長く続いたマスク生活の影響で顔のむくみやたるみ、しわ、口臭などマスクの下の顔や口元の悩みを抱える人が増えています。いわゆる「マスク老け」と呼ばれる現象です。代表的な3つの現象をお伝えします。

マスク老け1つ目にマスクを日常的にしていなかった頃に比べ、マスクをしている方が口臭を感じることが多くなったという現象。マスクをしているから面倒で水分摂取の機会が減り、口の中が乾くと臭いの原因となる菌が増殖し口臭になります。

マスク老けの2つ目は歯の汚れ・くすみ現象です。仕事がリモートになったり、生活リズムの変化が起こるとマナーやエチケットへの気持ちも薄れてしまいがちです。歯磨きの回数が減ってしまうと汚れもそのまま放置され、こまめに鏡で清掃性をチェックすることも疎かになってしまいます。

マスク老けの3つ目は見た目にはっきりと分かる顔のたるみ・しわ現象です。マスクをすることで顔下半分が見えなくなり、見られていない箇所はあまり動かさなくなります。マスク生活で顔や口元の周りの筋肉の運動量が減ると、筋肉にリンパ液を押し流す動きが減り、むくみやすくなり筋肉の衰えも進行します。

このマスク老け対策で重要なのが舌です。舌先が上の前歯の裏側に収納されているのが正しい位置なのですが、その位置にあると舌の真ん中にある舌苔(舌の老廃物)の溜まりやすい場所が上顎の粘膜に触れるため、自然と清掃されます。顔もたるみにくくなり、鼻呼吸ができるので風邪やインフルエンザの予防にもなります。ぜひ舌の位置が下がっていた方は意識的に舌を上に上げるよう心掛けてみて下さい。

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