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こんばんは！品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の歯科衛生士の相原です☺

皆さん聞いたことがあると思いますが、根面むし歯ってご存知でしょうか？

これが根面むし歯といいます。

歯は歯肉（歯ぐき）より上の物を噛む部分の歯冠部、歯肉に埋まっている歯を支える歯根部からできています。

加齢や歯周病で歯肉が下がると歯の根元が見えてきます。
この根元（歯根部）を根面と呼びます。ここがむし歯になることを“根面う蝕”と言います。

歯肉が下がる原因は加齢だけでなく歯周病が原因となることもありますので
若い人にも“根面う蝕”が見られます。

なぜ、根面がむし歯になりやすいのでしょうか？

根面の象牙質を覆うセメント質がごく薄いと言われてます。
歯冠部は厚く硬いエナメル質が象牙質を覆っています。

それに比べて根面はごく薄いセメント質コーティングがあるだけなのです。
薄いセメント質はむし歯菌が出す酸に簡単に溶かされてしまいます。
そのため内部の象牙質が露出してしまうのです。

また象牙質はエナメル質よりも酸に弱く歯の成分が溶けやすいのです。

歯の成分を溶かす酸は、むし歯菌だけでなく
酸性の飲み物も当てはまります。

根面はむし歯の進行が止まりにくい場所です。
根面の象牙質はエナメル質と違い
約30％がコラーゲンでできています。

エナメル質のむし歯は、唾液の力で再石灰化されますが、

残念ながら、唾液には象牙質のコラーゲンを修復する力がありません。
これが象牙質のむし歯の進行が止まりにくい理由です。

予防するためには、どうしたらいいのでしょうか？

むし歯予防の基本は歯みがきです！！

歯ブラシでプラークを取り除きます。
根面についても同じです。

その歯みがきの時に
歯の修復を促すフッ素を利用しましょう

フッ素は根面の象牙質のむし歯にも
一定の効果が認められています。

オーバルコート歯科室では、ＬＩＯＮ　チェックアップ　ルートケアをお薦めしております。
フッ素１４５０ppm配合しており、フッ素がエナメル質と象牙質のう蝕を予防し、

コーティング剤PCA（ピロリドンカルボン酸）が露出した象牙質表面のコラーゲンをコートします。
象牙質にもやさしい研磨剤無配合で、少量洗口に適した少ない泡立ち、やさしい味になります。
高齢者にも見やすいクリアブルーのジェルになっております。

定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて
早め早めのお手入れをしてはいかがですか？

歯科医院では、普段の歯みがきでは取り切れていない
歯と歯の間の汚れや歯肉を傷めない歯みがきの方法、
あなたに合った歯みがきグッズなど色々とご相談してくださいね😉

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