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こんにちは！オーバルコート歯科室の赤澤です。

歯科医院では歯科医が目視でお口の中を確認するだけでなく、レントゲンを撮り、その情報も踏まえて診断をします。ロの中を覗くだけで発見できる虫歯などはほんの一握りです。
痛みが出ないまま進行する病気がめずらしくありません。
レントゲン撮影は治療だけでなく、治療終了後の経過観察にも役立っています。
レントゲンを撮ることで、歯や骨の内部で何が起こっているかを知ることができるため、歯科ではレントゲン撮影は不可欠です。

レントゲンで確認できる事は
1.虫歯の状態
虫歯の進行具合、詰め物の下の虫歯の有無など
2.歯根の状態
歯の根っこの形や、神経が残っているか、感染の有無など
3.骨の状態
歯周病でどれくらい骨がなくなっているか、感染や腫瘍、骨折などがないなど
歯周病は慢性的になりやすく、治療も長引きやすい疾患ですので、レントゲンによってこまめに状態を観測する必要があります。
4.詰め物や被せ物の適合状態
詰め物や被せ物と歯との間に段差やすき間がないか
詰め物や被せ物を取り外して目視で確認することもできますが、歯の内部は観測できないため、不十分な結果になってしまうことが多いです。レントゲンを使用すれば、むやみに詰め物や被せ物を取り外す必要がないだけでなく、歯の内部の変化も確認することができます。

患者様の負担を減らし、正確に診断・治療するためにも、レントゲンが必要不可欠なのです。
よく、被爆量を気にされる方もいらっしゃいますが、自然放射線量と比較したり、日常生活のレベルで考えて、歯科の放射線量は心配しなくてもよい範囲です。

妊娠中の方も気にされる方が多いかと思いますが、胎児に影響がでる放射線量のレベルは50ミリシーベルト以上とされています。
歯科におけるレントゲン撮影に換算すると、歯科用CTならおよそ500回以上、パノラマ写真なら2500回以上、デンタル写真なら5000回以上という計算になります。
ですが、妊娠していることが分かっている場合は、念のためレントゲンの撮影を避けたり、
必要最低限の回数にとどめたりする方が良いでしょう。妊娠中の方は必ず歯科医師にその旨を伝えてください。

当院ではむやみにレントゲンを撮ることはなく、必要なタイミングでレントゲン撮影をさせていただいております。
治療を受ける際は皆さんも過度に被爆量を恐れるのではなく、安心して歯科治療に臨んでくださいね。

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