インプラント周囲炎とは?

      2023/09/18

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。緊急事態宣言が解除され、だんだん大崎周辺も人が多くなり、いつもの日常に戻りつつあります。しかし、6月に入ってから感染者数が2桁を推移しており、まだまだ油断はできない状況です。引き続き感染対策と予防を行なわないといけないと感じています。

では、今回は「インプラント周囲炎」についてお話させて頂きます。天然の歯に歯周病があるように、インプラントにも歯周病があるのは、ご存じでしょうか?インプラント治療後、歯磨き、歯科医院でのメンテナンスが不十分になると細菌が歯肉とインプラントの境目に侵入します。初期症状として、歯肉の腫れや出血が見られます。ただこの状態ですと、歯周病の初期段階と同じで、自覚症状はありません。更に進行すると、天然の歯と同じく、歯周ポケットが深くなり、歯肉の炎症による腫れがひどくなり、排膿してくることがあります。この状態になると、インプラントを支える歯槽骨も細菌感染で溶けて痩せている事が多く、インプラントの人工歯根の露出、動揺が見られる事があります。この状態を放っておくと、重度歯周病と同じく、インプラントが抜けてしまいます。

インプラントは天然の歯と違い「歯根膜」というクッション材が無いため、咬む力がダイレクトに伝わります。その為、インプラント周囲炎になると歯槽骨の吸収スピードも速い事も特徴です。インプラント周囲炎を予防するには、毎日の歯磨きの徹底、リスク要因の軽減(喫煙、過度な飲酒と言った生活習慣の見直し、歯周病、糖尿病、貧血、歯ぎしりの改善)、定期的な歯科医院でのメンテナンスが大切です。インプラント治療は保険外の為、高額です。インプラントを入れて終わりではなく、車を車検に出さないと乗り続けられないのと同じく、お手入れが不可欠です。

オーバルコート歯科室では、インプラント治療を受けられた患者様により長くインプラントを使って頂ける様、「インプラントメンテナンスコース」というメニューがあります。

・歯周ポケットの確認

・歯肉の腫れ、出血、排膿の有無、歯の動揺度の確認

・レントゲンの撮影と診断

・清掃状態の把握と患者様のお口の状態に合わせたブラッシング指導

・天然の歯を含めた全体的なクリーニングとポリッシング

インプラントを入れられた所は、専用の器具を使って汚れを除去し、口腔内を清潔にすることができるので安心です💡

お得なメンテナンスパックもご用意していますので、インプラント治療を受けられた患者様は、ぜひ一度ご利用頂きたいと思います💡

オーバルコート歯科室のインプラントメンテナンスメニューの詳細はこちらから→https://www.oval-dc.com/blank-3

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