歯科で使う麻酔について
2023/09/18
皆さま、こんばんは😊品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。お正月からあっという間に1週間経ちました。早いですね💦休みボケにならないか心配していましたが、毎日目まぐるしく、あっと言う間にいつもの日常モードに戻りました😅
さて今回は歯科治療でよく使う歯科麻酔について、お話させて頂きます。
皆さん「歯科麻酔」と聞くと、どのようなイメージがありますか?「痛い」「怖い」と言う印象が強いでしょうか?しかし、歯科治療をする上で用いる歯科麻酔は、皆さんになるべく痛みを感じずに治療を受けて頂く為に、様々な工夫がされています。
歯科治療で、歯肉に注射する麻酔は局所麻酔と言います。治療する歯に近い歯肉に麻酔薬を入れて、一時的に感覚を無くす方法です。
この局所麻酔は更に3つの方法に分けられています。
①表面麻酔法
麻酔薬を歯肉に塗り、表面の感覚を鈍らせる方法です。歯に麻酔する時は注射を使った麻酔が必要ですが、表面麻酔を行なった後に注射をすると、注射の針による痛みがほとんど無く、随分楽になります💡お口の中に、表面麻酔薬に浸したコットンロールやガーゼを入れて、麻酔薬が流れないように唾液をブロックして数分間待ってから、注射による麻酔薬を歯肉に行います。
この表面麻酔は、注射による麻酔をする程ではない、しかし痛みが全く出ない訳ではないと言った歯石の除去や乳歯の抜歯でも用いる事があります。また表面麻酔薬には、ミント味、バナナ味と言った麻酔薬の苦味を感じさせない様に工夫がされています。
②浸潤麻酔法
むし歯治療や抜歯など痛みを取りたい部分の歯肉に麻酔薬を注射する歯科麻酔です。ほとんどの患者様に歯科治療に苦手意識を持たれる処置の一つです😭
最近では細くて切れのいい針が開発されている事、麻酔薬を人肌程の温度に温めたり、電動式注射器を使う事で、なるべく痛みを感じず、よく効く麻酔が行える様になりました!
③伝達麻酔法
下顎(かがく)の奥歯は、比較的麻酔が効きづらい場所です。その部分の治療を行う場合には、先程お話した浸潤麻酔に加えて伝達麻酔と言う方法を使用します。脳から出た神経が下顎に向かう途中に麻酔薬を作用させる事で口唇や舌を含む広い範囲によく効く麻酔が得られます。また麻酔時間が数時間続くので、治療後の痛みも気にならなくなり、鎮痛薬の量を減らす事ができると言ったメリットもあります💡
いかがでしたか?歯科治療も以前に比べて皆さんに歯科治療に対する苦手意識をなるべく無くす為に、様々な工夫がされています😊少しでも、皆さんに」歯科医院での治療は怖いものではない」と思って頂けるように今後もブログで情報を発信していきたいと思います❗️
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