アマルガムが健康面に与える影響とは?
2025/01/27
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室トリートメントコーディネーター村田です。
1月に入り、日中は暖かい日が増えてきましたが、朝と夜はまだまだ厳しい寒さが続いておりますが、皆様、体調にはくれぐれもお気をつけてお越しください。
さて今回は「アマルガム」についてお伝えしたいと思います。
【アマルガムとは?】
アマルガムとは、水銀が50%、銀が35%、スズが9%、銅が6%、少量の亜鉛でできていつ合金で、別名「無機水銀」と言われ、安全だと言われきました。また1990年頃まで日本の歯科治療の一つとしてむし歯の除去した後に、アマルガムを充填する治療がされていました。
【アマルガムの見分け方】
アマルガムは他の詰め物と少し見た目が違い、比較的見分けがつきやすい材料です。
数年経過しているアマルガムは劣化し、黒く変色してきます。これは水銀が溶け出すことによるものと言われております。他の銀の詰め物(パラジウム合金)よりも、表面にざらつきや見られ、詰めた周りが少し欠けている場合もあります。また詰め物の範囲は小さく、前歯の裏側、奥歯の側面やかみ合わせに詰めていることが多いです。
【アマルガムが健康に及ぼす影響とは?】
アマルガム治療のメリットとしては、むし歯の再発になりにくいことが挙げられ、1970年代をピークに近年まで歯科治療で使われていました。しかし、デメリットしては、アマルガムを入れて3年以内でほとんどのアマルガムが劣化し、約10年後には60~84%が溶け出し、体内に吸収されていると言われております。体内に吸収されたアマルガムによって、視力、味覚、嗅覚の低下、うつ病、頭痛、脳神経や筋肉への影響、疲れや集中力の低下、筋肉痛、胃腸障害、不眠、皮膚の炎症、掌蹠膿疱症という手や足の裏などに水泡状の湿疹が出る症状が見られ、人体へ様々な影響を及ぼしてしまいます。
アマルガムを除去することで、アマルガムに含まれる水銀が体内に溶け出して蓄積されるのを未然に防ぐことができます。
こういった背景から現在では、あらゆる医療から水銀使用の撤廃への動きがあり、体温計、ワクチン、消毒剤も対象となっております。歯科治療では、現在は、コンポジットレジンと呼ばれるプラスチックの材料や保険外のセラミックで治療することが主流となっており、アマルガムに比べると、見た目の改善、健康面でも安心して使って頂ける材料です。
また2016年からアマルガムを用いた歯科治療は保険適用から外されました。
鏡で自分の口の中を見たときに、この金属は何だろう?もしかしたらアマルガムかも?と思われた方は、お気軽に歯科医院でご相談下さい。
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