乳幼児の虫歯予防~歯磨き・おやつ教室開催します~

   


みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室 管理栄養士の財津です。
最近、食育イベントで使った野菜の苗をベランダで育てています。
どんどん成長するトマトを見ながら幸せな気持ちになっています。


今回は乳歯のケア、おやつについてのお話と歯磨き・おやつ教室開催のお知らせです。

歯の表面を覆うエナメル質は唾液に含まれるカルシウムを取り込みながら2~4年ほどかけて石灰化します。
乳歯は石灰化が進んでおらず、表面がやわらかい状態です。
そのため永久歯と比べて酸への耐性が低く、虫歯になりやすいと言われています。

乳歯が虫歯になっても、そのうち永久歯が生えてくるから問題ないと思われるかもしれません。
乳歯が虫歯になり、早い時期に抜けたりぐらついてしまうと、正しい位置に永久歯が誘導されないことがあります。
そうすると、歯並びが悪くなったり、永久歯の成長障害が起こったりする可能性があるのです。

乳歯のケア、歯磨きについてですが、乳歯は一般的に下の前歯から生え始めます。最初の歯が生えたら歯ブラシによるブラッシングを始めましょう。この時期は汚れを落とすというよりも、歯磨きに慣れることを目的とします。
上の前歯も生えてきたら、やさしく丁寧なブラッシングを心がけていきます。
上の前歯は乳歯の中でも虫歯になりやすいため、汚れがたまらないようにすることが重要です。

食習慣ですが、砂糖を含む食品を食べる回数や量が多くなると虫歯が発症しやすくなります。
食事の時間はできるだけ規則的にして、だらだら食べにならにようにします。
ジュースなども食事の回数としてカウントしていきます。
虫歯の原因となる菌を赤ちゃんにうつさないように、大人が使った食器を使いまわさないようにすることも大切です。

乳幼児期のおやつは栄養を補うことを目的としているので、食事の延長線で考える必要があります。
甘いものはなるべく控えていきます。
さきほども書きましたが、虫歯にならないようにするためには、だらだらと食べないことが重要です。
乳児の場合は1日1~2回、食事から2~3時間あけることが望ましいとされていますが、食事量などで回数や量を変えていきます。
袋や箱から直接食べるのではなく、小皿に取り分けて量を調節してくださいね。

虫歯の原因となるミュータンス菌は砂糖が好物です。砂糖を原料にして歯垢をつくり酸を発生させて虫歯を発症させます。
おやつを選ぶときは砂糖が口の中に長くとどまらないことを意識して、正しく歯をケアしていきましょう。

当院ではフッ素洗口剤をおすすめしており、いろいろなフッ素の中でも最も虫歯予防効果が高いと言われています。
ブクブクうがいができるようになれば使用できます!ご興味がある方はぜひスタッフに聞いてくださいね。

そして、歯磨きがうまくいかない、おやつにどういうものを食べさせたらいいのかなどお悩みはつきないかと思います。7月8月に歯科衛生士と管理栄養士による歯磨き・おやつ教室を開催します。
一緒にお悩みを解決していきましょう。
是非ご参加ください。皆様のご応募をお待ちしております。

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