歯周病って肝臓にも良くない?!
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室 歯科助手の前原です。
久しぶりに雨が降り、明日から寒さが強まりそうですね。
コロナもインフルエンザも流行っていますので体調にお気をつけください!
さて今回は、肝臓と歯周病の関係性についてお話ししていきます。
皆さんは非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)という病気を知っていますか?
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)とは、
名前の通りアルコールを飲まない人
または飲んでも肝障害をきたさない
とされている飲酒量で脂肪肝が認め、他の肝疾患を除外した病態のこと。
1980代なって飲酒歴がない人でも肝臓に支障をきたすことが明らかになってきました。
⭐️肝障害をきたさない飲酒量とは?
ビール…500ml
日本酒…1合
チューハイ…350ml
ワイン…200ml(グラス2杯弱)
ウイスキー…60ml
⭐️NASHと歯周病の関係性
歯周病菌が歯周病を起こすと周囲の細胞から
炎症性サイトカインという物質が産生されます。
この物質には、インスリンが血液中の糖質を肝臓に取り組むのを阻止する作用があるため血糖値が上がり糖尿病や脂肪肝が進行します。
2013年に東京医科歯科大学が歯周病と糖尿病の両方がある患者さんを2つのグループに分け脂肪肝の治療を行いました。
一つのグループには歯周病の治療だけを行い
もう一方には糖尿病の治療だけを行った結果両方とも脂肪肝の数値が改善されたそうです。
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⭐️NASH患者の歯周病菌の量
NASH患者が歯周病菌を保持する量は
健康な人の4倍と言われています。
⭐️歯周病の治し方
歯肉炎や軽い歯周病なら汚れ(歯垢、歯石)を取り除くプロフェッショナル・ケアを主体とした『歯周基本治療』だけで治ることもあります。 一方、歯肉の奥に溜まった汚れが歯周基本治療だけでは、取り除けない場合は、『歯周外科治療』を行います。
⭐️まとめ
・お酒をたくさん飲むわけではないのに肝臓の数値が高い
・体重が増えたわけではないのに数値が高い
・ご飯の量や運動量も気をつけているのに数値が改善しない
など、上記があてはまることがあれば
歯周病そのものが悪さをしているわけではありませんが、歯周病の細胞から産生された炎症性サイトカインが全身をかけめぐって悪さをしている可能性があります。
ぜひお近くの歯医者を訪れて、歯周病検査とクリーニングを受けてみてくださいね!
また当院では管理栄養士が在籍しているため、食べているもので心配がある場合、栄養相談も受けてみてください♪
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