歯周病は遥か昔から…

      2023/09/18

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。8月もあっという間に終わりを迎えますね。最近日が暮れるのも早くなり、秋が近づいてきているのかと思うと何だか、夏らしいこと何にもしていないなぁ…と思う今日この頃です。

今日は、歯の雑学の一つとして歯周病の歴史について、お話させて頂きます。人類と歯周病との付き合いは大変古く、旧石器時代の早期ネアンデルタール人の顎の骨にも認められます。ネアンデルタール人(約25~3万年前に欧州と西アジアに住んでいた、ホモサピエンスと別系統の旧人)にも、歯周病の痕跡が見つかっています。歯周病の原因菌は、約1万年以上も特に変化することなく、人類の歴史とともに親から子へ、あるいはパートナーへと脈々と受け継がれてきたと言われています。いわゆる感染症の一つと言えます。古代エジプト時代になると、歯周病はかなり一般的な病気となり、例えば古代エジプトのメレンプター王のミイラのX線写真をみると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてなくなっている事が分かりました。色々な古代人の歯周病の状態を比較すると、身分の高い人ほど病状がひどいことから、食べ物に恵まれ、美味しい食事をしていた人ほど、歯周病にかかっていたと考えられます。甘いものや柔らかい食べ物、脂質の多い食べ物など贅沢な食生活が歯周病に繋がったと推測されています。つまり、歯周病は食習慣に影響されていたのです。そんな歯周病はギネスブックにも載っております。「全世界で最も患者が多い病気は歯周病である。地球上見渡しても、この病気に冒されない人間は数えるほどしかいない」と言われているくらい歯周病は歴史が長く、多くの人が悩まされる疾患の一つと言えます。ですが、歯周病の怖い所は、特に自覚症状がなく進行していく所であります。鏡で自分の口の中を見た時に歯肉が下がってきたと感じたり、歯ブラシをした後、歯肉から出血したり、口臭がきつくなった等の症状が現れた時には、既に歯周病が進行していることが多いです。むし歯がなく、お口の中で気になる事がなくても、やはり4ヶ月に1度の定期検診にお越し頂き、現在のご自身の口腔内の状態を知る事が歯周病予防、進行を食い止める事ができます。もし、歯科医院への受診を長年受けていない方おられましたら、ぜひ一度定期検診の受診をおすすめ致します。

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