昔と比べて噛む回数は減っている?

      2023/12/26

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室、管理栄養士の斉藤です。

今年もあと1週間を切りましたね。みなさんはどんな1年を過ごしましたでしょうか?今回は噛む回数についてのお話をしようと思います。

 

よく噛んで食べていますか?

現代人の食事ではやわらかい食べ物が多く、咀嚼力が衰えつつあると言われています。現代の日本人の1回の食事での咀嚼回数は約600回と言われており、600回と聞くと多く聞こえますが戦前では約1400回も噛んでいたと言われています。

噛む回数が少なくなると、噛み合わせの悪さからの頭痛や肩こり、唾液の分泌量も減るため消化吸収も悪くなります。咀嚼は私達の健康に影響を及ぼすことが分かっています。よく噛んで食べることは健康になるためには大切な事なのです。

 

よく噛むことのメリット

①脳を活性化させる

よく噛むことで食べ物の味や食感等、様々な感覚情報が脳に伝わり脳が活性化します。脳が活性化することで記憶力や学習能力の向上につながります。

②消化・吸収を助ける

消化酵素のアミラーゼを含む唾液の分泌を促し、胃腸での食べ物の消化吸収を促進します。

③肥満の予防

よく噛んで食べると、脳にある満腹中枢が刺激され、満腹感を得られます。そのため適量の食事で満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐことができます。

④口の周りの筋肉が鍛えられる

よく噛むことで、口の周りの筋肉を使うことに繋がります。筋肉を使うことで表情が豊かになり、言葉の発音がきれいになります。

 

⑤歯の病気の予防

歯茎が刺激されて血行がよくなるほかに、噛むことで唾液がたくさん出ることで病原菌などが洗浄され歯周病や口臭の予防にも効果的です。

 

噛む回数を増やす調理の工夫

調理方法をちょっと工夫したり、食材の選び方を工夫することで噛む回数を増やすことができます。

  • 食材を大きく切る

千切りやみじん切りなどの切り方より、

乱切りなどのように大きめに切った方が

噛む回数が増えます。

  • 薄味にする

薄味にすることで食材本来の味を味わおうとしてよく噛むようになります。よく噛むことで薄味でも満足感が得られます。

  • 加熱時間を調節する

野菜は加熱時間が短いほど噛み応えがあります。肉や魚は加熱するとたんぱく質が収縮して硬くなりますが、長時間加熱すると柔らかくなります。

  • 噛みごたえのある食材を選ぶ

食物繊維の多いものや弾力性に富んだ食材を選ぶようにしましょう。

またパンや麺⇒ごはんに、ハンバーグなどのひき肉料理は生姜焼き(薄切り肉)にすることで噛む回数を増やすことができます。

弾力のある食材

野菜類

ゴボウ、レンコン、たけのこ、しいたけ、えのきだけ、など

魚介類・海藻類

イカ、タコ、あさり、しじみ、こんぶ

果物

リンゴ、パイナップル

漬物類

たくあん、野沢菜、なすび など

加工食品

こんにゃく、油揚げ など

 

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