糖尿病と歯周病の関連性について

      2023/09/18

こんばんは✨

品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の歯科衛生士の相原です😌

 

今日は、歯周病と糖尿病の関連性についてお話します。

糖尿病は、インスリンという血糖値を下げる働きを持つホルモンの作用が不十分なために、

血液中のブトウ糖濃度が高い状態になってしまう病気のことです。

血糖値というのは、ケーキやチョコレートなどの甘いお菓子を食べると上がります。

糖尿病にかかっている方は歯周病を発症するリスクが高くなり、

歯周病に感染すると糖尿病が悪化(重症化)するリスクが高くなることが明らかになっています。

今は、世界の成人人口のおよそ8.8%となる4億1500万人が抱える病気になっています。

 

糖尿病には、一型と二型糖尿病にわかれています。

 

一型糖尿病は、膵臓のβ細胞が壊れてしまい、まったくインスリンが分泌されなくなって

しまうことです。インスリンを体外から補給しないと、命に関わるため、インスリン注射を

欠かしてはならないとのことです。

 

二型糖尿病は、遺伝的に糖尿病になりやすい人が肥満、運動不足、ストレスなどをきっかけに

発病します。インスリンの効果が出にくくなり、分泌のタイミングが悪くなったりします。

神経や目、腎臓などにさまざまな障害を起こし、糖尿病の引き起こす合併症などが原因で
命を落としてしまうこともあります😰

 

歯と糖尿病も大きなつながりがあります。
歯周病は糖尿病と相互に悪い影響を与えてしまいます。

 

糖尿病をお持ちの方は歯周病が悪化しやすく、
高血糖によって歯を支える骨の吸収が
早くなったり、歯周病があると歯ぐきの炎症によって
血糖コントロールが悪化し、糖尿病の血糖コントロールが
難しくなったりします。

 

また仮に治っても再発してしまう可能性が高いので、

歯周病の方は糖尿病などの疾患 がないかを
1度詳しく検査してもらい、病気がある場合はその病気を

同時に治療していく事が歯周病治療にも繋がるのです。

なので血糖コントロールがとても重要なのです!

 

血糖値をコントロールするには
食事と運動がとても大切です!★

そして薬による治療があります。

 

歯周病の治療をすることで
歯肉の炎症をコントロールできれば
インスリンが効きにくい体質が改善し、
血糖コントロールが良くなります。

歯周治療後HbAlcは、0.4%下がると言われてます!!

 

そのためには
毎日のセルフケアを正しく行うこと、
歯科医院で炎症の原因となっている
歯石を取り除くことがとても大切です!☻

 

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