歯科予防大国スウェーデン
2023/09/18
品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室
院長の小林です。
今となっては昔の話になりますが、京都大学の山中伸弥教授にノーベル医学生理学賞が贈られるというニュースは、日本中に明るい話題をもたらしました。
そこで今日はノーベル賞にちなんで、スウェーデンの予防歯科事情をご紹介します。
ご存知のとおりスウェーデンは、ノルウェーやデンマークといった近隣諸国と同様に、高福祉高負担の社会制度を取っています。
そのようなことから健康志向が強く、特に予防に対する意識が高い国としても知られていますが、
こと歯のメンテナンス率に関しましては成人で90%、子どもはほぼ100%といわれています。
しかも0歳から19歳までは歯科治療と予防は全額無料。
もちろん矯正も無料です。
その一方で成人がむし歯になった場合の医療費用は7割負担と、日本の健康保険制度に比べてかなり高めになっています。
この背景にはむし歯や歯周病は大人になったら自己責任で予防するという考え方が息づいているようです。
メンテナンス方法としましては年に1回、歯科医師に定期健診と歯石取りをしてもらい、
それとは別に年に2回、歯科衛生士に歯科健診とクリーニングをしてもらうなど、やはり定期的なケアを心がけているようです。
スウェーデンでは、むし歯になりやすい人にはフッ化物が高濃度に入った歯磨き粉が処方されるそうです。
フッ素にはむし歯の原因となる歯垢(プラーク)の働きを抑え、歯質を強化する効果があります。
ライオン株式会社によると、フッ素配合歯磨き粉を使った場合のむし歯予防率は、約2年間の使用で20~30%。
より長期間継続的に使用することで、むし歯予防率はさらにアップします。
しかし、フッ素配合歯磨き粉を効果的に使うためにはいくつかの注意点があります。
まず、量。
3~5歳で5ミリ以下、
6歳~14歳で1センチ程度、
そして成人は2センチ以下
ぐらいが適量の目安といわれています。
また、歯磨き後のすすぎに関しましては、5~15ミリリットルの水を口に含み、1回ですすぐようにするとお口の中に残ったフッ素がむし歯の予防効果を高めます。
すすぎ過ぎるとフッ素まで流してしまうので、ご注意を。
当法人の理念は、「歯科からはじまる笑顔創造」です。
笑顔は周りに笑顔を増やします。延いては生活の質や社会活動の生産性が上がり、社会貢献につながると信じています。
健康なお口の状態が笑顔に自信を持たせますので、その健康を支える予防歯科はとても大切です。
流石に日本全国の方々相手には無理だと思いますが、せめて当歯科室にかかられる方全員には、
お節介と思われる位、予防の大切さの啓蒙活動やサポートをしていきたいと強く思っています。
毎日が新しい発見とやりがいに満ちております。
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