サンタクロースのいる国は虫歯の子供が少ない?
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室です。歯科衛生士の湯浅です。
みなさま、メリークリスマス!
子供たちには待ちに待ったサンタクロースがやって来たことでしょう。
そんなサンタクロースはフィンランドやスウェーデンなどの北欧で生まれました。サンタクロースの出身地である北欧では、世界の中でも特に歯科業界が進んでいる国です。そこでどんな理由で歯科業界が進んでいるのかを日本と比べながらお話しいたします。
北欧諸国の子どもに虫歯が少ない理由としてあげられるのが、食生活や歯みがき習慣に対する意識の違いのほか、フッ素やシーラント、キシリトールといった虫歯予防に効果的なケアを徹底して行っていることです。また、北欧では虫歯などの予防を目的とした検診を受けるために歯医者さんに通うのが一般的になっています。
日ごろから歯や歯肉の検査をしてもらい、歯科衛生士さんのオーラルケアを受けているのです。こうした考えが広まったのには、国の政策が大きく関係しています。
日本でも北欧式の歯科予防が認知されはじめているので、あくまでも個人レベルでキシリトールなどを利用し虫歯予防に取り組んでいる方もいますが、日本では通常歯に異常が起きてから歯医者さんに行く人が多く、予防歯科のために歯医者さんに通う人はまだまだ少ない状態です。
そして、北欧の国々では医療保険制度が充実しており、19歳までは無料で歯科治療を受けることができます。20歳以降には高額な治療費がかかりますが、そのほとんどを保険でカバーできるので、実質的な経済的負担は大きくありません。
また、スウェーデンでは学校で実施する歯科検診で虫歯が発見されると、すぐに歯医者さんに連れて行くほど子供の虫歯治療に対しては徹底しています。なかには、学校内に歯医者さんが設置されているところもあるほどです。
よく食されているキシリトールは、白樺などに多く含まれる甘味炭水化物です。砂糖と同じくらいの甘さがあるにもかかわらず、カロリーは砂糖の75%ほどです。
虫歯菌は砂糖を分解して酸をつくります。その酸により歯が溶けることを虫歯といいますが、砂糖と違ってキシリトールからは酸がつくられません。
また、キシリトールは虫歯菌にとり込まれると菌そのものの力が弱められるので、虫歯菌を減らす効果も期待できます。キシリトールを長期的に継続して摂取することで、虫歯菌が減っていき虫歯が予防できるというわけです。
さらに、キシリトール配合のガムは、かむことでだ液の分泌が高まる効果が期待できます。だ液には歯の汚れを洗い流す自浄作用があるうえに、表面が溶けだした歯を元の状態に戻す再石灰化作用もあるので虫歯予防に欠かせません。
このように虫歯にならないようにする為の様々な工夫が積極的に行われています。皆さんもフッ素の活用と、キシリトールの摂取を心掛けて虫歯を無くしましょう!
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