歯にヒビが入ってしまったら…?
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。先日ようやく関東地方も梅雨入りしましたが、例年より1週間ほど遅かったようです。今年の夏も猛暑と言われており、夏の暑さが苦手な私にとって、とても憂鬱ではありますが、暑さに負けず今年も乗り切りたいと思います。
さて今回は歯のひび割れ、欠けについてお話させて頂きたいと思います。歯の表面は硬いエナメル質があり、その下に象牙質というエナメル質より柔らかい組織があります。エナメル質は、傷に対して強いのですが、その反面もろい面も持ち合わせております。では、なぜ歯にヒビが入ったり、欠けたりするのでしょうか?
~原因~
①神経を取った歯
歯にヒビ、欠けてしまう歯のほとんどが歯の神経を失ってしまった場合に見られます。歯の神経を治療するために、歯のかみ合わせの部分に大きな穴が空いているので歯の強度が弱くなります。また神経を取った歯は、枯れ木と同じように、歯質がもろくなり割れやすくなってしまいます。また、大きなむし歯で被せ物を入れる際、土台を立てる治療をします。その土台が金属製の場合、天然歯より硬い金属が残された歯に負担をかけてしまい、歯にヒビが入る事があります。
②普段から歯ぎしり、食いしばりの強い方は、噛む力のバランスが偏って、一部分の歯に過度な力がかかってしまいます。また過去に治療した詰め物、被せ物の高さが適切でない状態で過ごしてしまうと、その歯に負担がかかり、ヒビや欠けてしまう事があります。
③何かにぶつかった
何かに強く歯をぶつけてしまったり、転倒した際に歯にヒビや欠けてしまう事があります。
~歯にヒビ、欠けてしまった時に起こる症状~
①歯ぐきの腫れが見られる
②詰め物、被せ物が外れる
③噛むときに違和感がある
④神経治療をした歯が急激に痛む
⑤冷たいものが凍みる
前歯、奥歯の違いに関わらず、自覚症状がないエナメル質だけのヒビは、特に治療の必要はなく経過観察することが多いです。ただし、歯ぎしり、食いしばりが強い方に関しては、歯のヒビが深くなる可能性が高いので、歯を守るマウスピースの装着が必要となります。また、かみ合わせに問題がある場合は、かみ合わせの調整や矯正治療により改善する事ができます。しかし、歯のヒビが象牙質まで達していると、痛みの症状が出てきます。その場合はプラスチックなどの樹脂で補強したり、最悪の場合、神経を取る治療を行います。更に歯のヒビが歯の神経まで達してしまった場合は、強い痛みが出てくる事が多く、神経を取り、被せ物を入れて補強します。一番最悪なケースが歯のヒビが原因で歯の根っこが割れてしまう事です。その場合は、再治療が難しく抜歯しなければなりません。歯肉の中までヒビ割れが起きている場合、歯肉に炎症が見られ、歯周ポケットも一部分深い事も特徴として挙げられます。
私も歯ぎしり、食いしばりが原因で奥歯が欠けて被せものを入れたり、前歯にもヒビが入っており、自分の歯を歯根破折から防ぐ為に毎日就寝時のマウスピースが欠かせなくなりました。歯のヒビや欠けてしまっていても、なかなか気づかずに見過ごされる事があります。最悪抜歯とならない為にも、ちょっとした違和感を覚えたら、すぐに歯科医院で診て頂く事をおすすめ致します。
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