歯にツノみたいなものがある??

   

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。今年のゴールデンウィークも、緊急事態宣言で我慢をする休日となりました。不要不急の外出を避け、静かに過ごされた方は多いのではないでしょうか。

さて今回は、歯に角みたいなものがある中心結節について、お話させて頂きます。まず中心結節とは歯の異常形態の一種で、下顎の第2小臼歯(前から5番目の歯)によく見られます。

写真のように噛みあう面の中心部に、円錐状や棒状の突起物が見られるのが特徴で、その出現率は1~4%、大臼歯においては、0.08%と言われています。この結節自体は特に悪いものではなく問題ないのですが、形態的に歯が生えてくると、咬合あるいは咀嚼によって上の歯と当たって、気づかないうちに折れてしまう事があります。この結節内に神経が入り込んでいる事が多い為、神経が出てしまい、接触痛を生じたりする場合があります。また結節が折れて神経が出てしまっている状態ですと、そこに食べかすが神経の中に入り、急性歯髄炎(ズキズキ痛む症状)が現れる事は少なく、知らないうちに、神経が腐ってしまい、細菌感染を起こし根っこの先に膿を作る事もあるため、注意が必要です。

折れてしまった中心結節の治療法ですが、下記2種類あります。

①詰め物をする

しみたり痛みがある場合には神経が出ている可能性が高いため、白いプラスチックの詰め物で表面を埋めて補強してあげると痛みが治まってきます。

②神経治療をする

噛むと痛みがあるだけでなく、歯肉が腫れてくると、露出した神経に細菌感染を起こしている場合が考えられるため、神経治療をする必要があります。神経治療後は、被せものを入れます。

いかがでしたか?この中心結節は、なかなか自分で気づきにくいものです。特に奥歯が生え変わってきたら、永久歯にツノみたいな突起物がないか、よく見てみましょう。後は定期的に歯科検診を受ける事で、神経治療をする事なく予防できます!

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