歯垢と歯石の違い

      2023/09/18

こんにちは。

品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の根本です。

最近寒くなってきて体調を崩しやすいですよね。

気を付けていきましょう♪

今日は歯石と歯垢の違いについてお話したいと思います。

まず歯垢とは歯の表面に付着している白色や黄白色のネバネバした付着物が「歯垢(プラーク)」です。

「歯垢」と「食べかす」は同じものと思われがちですが、実はまったくの別物。歯垢は細菌のかたまりで、歯垢1mgあたり、なんと1億個以上の細菌が存在しています。

その歯垢を除去せずに放置しておくと菌の作った酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯の原因となってしまうのです。

また、歯垢に含まれる細菌が、「口臭」の原因にもつながってきます。

 

そんな歯垢を作らなために最も大切になってくることが、毎食後にきちんと歯磨きを行うことです。

特に歯垢が付きやすい奥歯や歯と歯の間などは、通常の歯磨きでは除去しきれないので、

歯間ブラシやデンタルフロスなどを併用するのをおススメしています。

これらのケアに加え、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングをしてもらうと、歯垢が少ない口内環境を保つことができます。

 

次に歯石についてお話します。

歯垢が歯に溜まったままになると、唾液に含まれるカルシウムなどによって硬く石灰化してしまい、「歯石」となって歯に定着します。

また、歯に歯垢がついてからたったの2日で歯石になってしまうのです。

歯を舌で触った時にザラザラしていませんか?心当たりのある方は、歯石が溜まっている可能性が大きいです。

また歯石までになってしまうとご自身の歯磨きでは取り除くことができなくなってしまいますので、

歯医者さんで超音波など専用の機械を使用して取り除いていくことになります。

歯石が付いたまま放置しておくと口臭だけではなく歯周病のリスクが高くなってしまいます。

 

歯垢と歯石どちらにしてもまずご自身のセルフケアがとても重要になってきます。

定期的に歯医者さんに来てクリーニングを行うのも大切ですが、

毎日行う歯磨きの仕方からしっかり汚れを取り除いていかないといけないですよね><

そんな毎日行う歯磨きでも磨き方ひとつで歯周病のリスクも変わってきます。

当院では毎日行う正しい歯磨きの仕方の指導なども行い、しっかり歯周病のケアもさせてもらっています!

 

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