そもそも「インプラント」ってどんな治療?
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療なら大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。
今年は暑い時期が長かったですが、11月に入り、ようやく秋らしい気候となりました。
さて今回は、
「歯を失ってしまった…」
そんなとき、治療方法の選択肢として耳にすることが増えたのが“インプラント治療”です。
テレビやネットなどでもよく見かけるようになりましたが、実際にはどんな治療なのか、そしてどのような方に向いているのかをご存じでしょうか?
今回は、インプラント治療についての基本をできるだけわかりやすくご紹介します。
インプラントとは?
「インプラント」とは、歯を失ってしまった場合に行う“人工歯根治療”のことを指します。具体的には、チタン製の小さなネジのような器具を、歯が抜けた部分のあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯(被せ物)を装着する治療です。

チタンは人体に馴染みやすい性質があり、骨と結合(オッセオインテグレーション)するため、しっかりと固定され、まるで自分の歯のように「噛む」「話す」といった日常の動作が自然に行えます。
見た目も本物の歯に近く、「口元に自信を持てるようになった」といったお声も数多く寄せられる治療法です。

入れ歯・ブリッジとの違い
歯を失ってしまった場合の治療は、インプラントのほかにもいくつかの選択肢があります。その代表的なものが「入れ歯」と「ブリッジ」です。それぞれの特徴を見てみましょう。
🦷 入れ歯の場合
取り外し式で、粘膜に乗せて使用します。
見た目は自然に見せることもできますが、
- 装着時に違和感がある
- 会話の際に動いてしまう
- 噛む力が弱くなる
といったデメリットがあります。
🦷 ブリッジの場合
失った歯の両隣の歯を削って土台とし、上に橋渡し状の人工歯を固定する方法です。
固定されていますので違和感は比較的少ないですが、
- 健康な歯を削る必要がある
- 支えとなる歯に負担がかかりやすい
といったデメリットがあり、長期的に周囲の歯を傷めてしまう可能性もあります。
🦷 インプラントの場合
インプラントは、他の歯を削る必要がなく、天然の歯に近い噛み心地が得られます。
また、違和感が少なく、見た目にも自然です。これらの理由から、近年ではインプラントを選ぶ方が増えています。
インプラントのメリット・デメリット
✅メリット
- 見た目が自然で、他人に気づかれにくい
- 固定されているため、硬いものでもしっかり噛める
- 周囲の歯に負担をかけない
- 骨がやせにくく、口元のシルエットを保ちやすい
- ほぼ自分の歯と同じ感覚で生活できる
⚠️デメリット
- 外科的処置(手術)が必要
- 保険適用外のため自費診療となる
- 骨の状態によっては、追加の処置(骨増生など)が必要になる
- 治療期間が2~6か月と、やや長期間を要する場合がある
ご自身の体質やお口の状態、ライフスタイルによっては他の治療法の方が適している場合もありますので、専門の歯科医師にしっかり相談しながら決めることが大切です。
こんな方におすすめ
インプラントをご検討いただくとよいのは、次のような方です。
- 入れ歯が合わず、痛みや違和感を感じている
- ブリッジ治療で健康な歯を削りたくない
- 顔の輪郭を保ちたい
- 見た目や噛み心地にこだわりたい
- 一度しっかり治療して、長持ちさせたい
もし「もっと詳しく知りたい」と感じたら、次回のブログでさらに踏み込んだ内容をご紹介しますので、ぜひ続けてご覧ください。
次回は「インプラント治療の流れと期間」について、初診から治療完了までのステップを具体的にご紹介します。
気になる疑問をひとつひとつ解消できればと思いますので、お楽しみに!
※文中の内容は一般的な説明です。実際の治療方法や期間、費用は医院や個人の状態により異なります。詳細は歯科医師にご相談ください。
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