歯ブラシ、歯磨き粉の歴史
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室 歯科助手の佐田です!
最近はすっかり秋の陽気になり、日に日に暗くなるのもはやくなりました。読書の秋、運動の秋、、、私はやっぱり食欲の秋ですね!!
さて、今回は『歯ブラシ、歯磨き粉の歴史』についてお話したいと思います!
皆さんが、普段使っている歯ブラシや歯磨き粉。
どのようにして日本で浸透したかはご存知でしょうか?
そもそも、『歯を磨く』という習慣の始まりは、インドが始まりです。
というのも、修行中に弟子の口臭が気になったお釈迦様が戒律のひとつとして『口の中をきれいにすること』を指導しました。
『歯磨き』を提唱したのは、お釈迦様というわけです。
その後、日本に歯磨きが伝わったのは仏教で伝来の時。
最初は、僧侶の間で『身を清める仏教の儀式』として歯磨きが習慣となり、その後、公家や庶民へと広がりました。
庶民が、歯磨きをするようになったのは、江戸時代に入ってからの事です。
縄文時代や弥生時代にも、人々が歯を磨いていた形跡が残っているという話もあります。
☆昔は、何で歯を磨いていたの?
最初の頃は、歯木(しぼく)といって、柳の小枝の端を噛んで房状にしたもので磨いていました。
その後、江戸時代になると、日本独自の発想で、房楊枝(ふさようじ)という、柳や黒文字などの木の幹を割って小枝に、一端を煮て木槌で叩き房状に加工したものが出てきました。
歯木に比べてより口の中の形にあるようになりました。これに注目した商人が京都や大阪、江戸で売り始め、庶民にも馴染みある口腔ケアグッズになったのです。
この房楊枝が、今の歯ブラシの元祖とも言えます。
日本で初めての歯ブラシは、明治5年に発売された『鯨楊枝』で、明治時代、歯ブラシは歯楊枝(はようじ)と呼ばれていました。
今のような『歯ブラシ』という名がついた商品が登場したのは大正2年、ライオンさんから出た『萬歳歯刷子(ばんざいはぶらし)』と呼ばれるものが始まりです。その後、様々な進化を遂げて今の歯ブラシがあるのです!
⭐︎歯磨き粉は使っていた?
歯磨きがなかった頃は、指に塩をつけて歯を磨いていたそうです。江戸時代になってからは、房州砂(ぼうしゅうずな:粘土の細かい粒)に香料を混ぜて作られたものを使用していました!
明治時代になると、粉末状の歯磨き粉が出始めました。現在のようなペースト状の歯磨き粉が出てきたのは1911年、ライオンさんから出た物が最初だと言われています。
その後、歯磨き粉も液体のものや、ジェル状もの、有効成分が配合されたものなど様々なものが出てきました!
今のペースト状のものを「歯磨き粉」と呼ぶのは、昔の名残なのかもしれませんね☺️
このように、歴史を調べていくと様々な事を知れるのでとても面白いです!
ちなみに、江戸時代では虫歯になったら治療出来たのは上流階級の人たちで、庶民は治療が出来ず、ただただ神頼みをしていたとか……!
現代では、様々な歯ブラシや歯磨き粉、デンタルグッズがたくさんあります!それらも、この歴史があったからなんですね!
気になる方はぜひ!調べてみてください!
参考: https://lidea.today/articles/902
品川区 大崎・五反田の歯科 小児歯科(こども歯科) 予防歯科 矯正歯科 インプラント ホワイトニングなら
話をよく聞き、気持ちに寄り添う診療を 大崎の歯医者(歯科)オーバルコート歯科室 へ
〒141-0022
東京都品川区東五反田2-16-1 ザ・パークタワー東京サウス1F
TEL:03-5739-1625
皆様の来院をスタッフ一同「笑顔」でお待ちしています。
Facebook、Instagram、Twitter、LINE、YouTube動画配信やっています♪よろしければ”イイね”や“フォロー”で応援よろしくお願いします。またLINEでの無料相談も受け付けております。お口の事でお困りの方、悩まれている方はどうぞお気軽にお問合せ下さい。
医療法人社団KDS 大崎オーバルコート歯科・矯正歯科室:https://oval-dc.net/
〒141-0022 東京都品川区東五反田2-16-1 ザ・パークタワー1F
電話:03-5739-1625
電車でお越しの方:
JR線「大崎」駅より徒歩4分
JR線「五反田」駅より徒歩10分