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　みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の管理栄養士 樋渡です。

　近頃は太陽が本気を出し、日差しが眩しい季節となりましたね。クーラーとは長いお付き合いになりそうです🍧🌻🏝🎐

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　さて、本日は「はたして野菜ジュースだけで野菜不足の解消はできるのか？！」と題して、お話をさせて頂きます。

　忙しい毎日を送っていると食事をどうしても簡易的に済ませてしまいがちです。また、暑い季節には尚更、凝った料理は億劫になってしまいますよね。つまり、夏は特に野菜不足に陥りやすいのです！野菜不足のためにジュースで代用しちゃおう！なんてこともありませんか？？はたして野菜ジュースで野菜不足は解消できるのでしょうか…🤔💭

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🥦🥕野菜の中の食物繊維が重要🍅✨

　残念ながら、野菜ジュースだけでは野菜不足は解消は難しそうです…というのも、野菜ジュースは野菜の搾り汁だからです。野菜には確かにビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養素が含まれていますが、これらが搾り汁である野菜ジュースにどのくらい含まれているのかは商品によってさまざまです。
　また、野菜を食べるもう一つの大きな利点は食物繊維を多く摂れるということです。食物繊維は、体内で消化されないのですが、体の中で重要な役割をはたしています。例えば、食物繊維を摂ると糖質や脂質の吸収を抑える事ができるため、カロリーを過剰に摂取することを防ぐことができます。また、食物繊維は生活習慣病の発症や重症化の予防、死亡リスクの低減などにも関連していると考えられています。
　食物繊維は0カロリーだといわれていましたが、大腸まで届いた食物繊維は、大腸の腸内細菌のエサになり、腸内細菌は脂肪酸やビタミンなどを生み出します。これを人間が吸収することができるため、間接的に食物繊維も人間の栄養源になっているのです。食物繊維の目標摂取量は、1日に男性21g以上、女性18g以上なので、野菜ジュースだけでは不足してしまうのです。

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🦸‍♂️食物繊維のはたらき💪✨

①噛む回数が増え、満腹中枢を刺激します。
②食物繊維が水を吸収し、膨らみ、腹持ちが良くなります。
③胃の中に食べ物がとどまる時間が長くなり、インスリンの分泌を抑えます。
④コレステロールの吸収量が減り、体内コレステロール濃度が正常を保ちます。
⑤食べ物がゆっくり移動する事で、消化機能が正常化します。
⑥胆汁酸が再吸収されます。
⑦腸内細菌のエサとなります。
⑧排便回数が増え、快便を促します。

上記のように食物繊維は、消化管を通過するときにさまざまなはたらきをし、体を健康にするために役立っているのです。

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野菜の摂取は1日350gが推奨されています。
生野菜ではなく、蒸して温野菜にしたり、
スープやお味噌汁にいれることで
調理過程で失われてしまう栄養素の減少を
最小限にした上で、かさを減らす事ができ、
より多くの野菜を摂取する事ができます😊❣️

また、噛む回数が増える事で
あごや歯を鍛えることもできます！
噛むことは消化機能を助けるだけではなく
脳にも伝わり、過剰摂取を抑えたり、
最近では認知症にも効果的と言われており、
その効果は多岐にわたります！

今後はぜひ、
野菜ジュースよりも実際の野菜からビタミンや食物繊維を摂取し、よく噛む習慣を身につけて
お口の健康から全身を元気に保ちましょう🦷🪥✨

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参考文献:株式会社ニュートンプレス「別冊Newton 食と栄養の大百科」

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