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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室、管理栄養士の斉藤です。今年も６月に入り、アジサイが綺麗に咲いている時期になりました。雨はあまり好きではないですが、雨に濡れたアジサイはきれいだな～と思うこの頃です。

さて、話は変わりますが、夏野菜の代表の一つである「ピーマン」についてお話しようとます。緑色をしたピーマンですが、色が変わると知っていますか？(土壌の性質ではありません)スーパーなどで売られている状態の物は成熟する前に収穫されているので、緑色をしていますが、成熟すると赤色に変化します。パプリカと似ていますが、パプリカとピーマンは異なる野菜です。

ピーマンの栄養素

ピーマンで注目したい栄養素にはビタミンC、E、βカロテンがあります。特にビタミンCが多く含まれており、他の野菜のビタミンCと異なり熱に強いという特徴があります。ビタミンCには免疫力を高めたり、肌の調子を整えてくれる作用があります。またコラーゲンの合成促進効果もあるので、歯周病で壊された歯肉のコラーゲン繊維を再生する効果も期待できます。ビタミンEには抗酸化作用や血行促進効果が期待できます。βカロテンは、体内でビタミンAに変換され、目の機能や皮膚や粘膜を正常に保つ効果、抗酸化作用があります。緑のピーマンが成熟して赤ピーマンにはこのビタミンAが約2.2倍、ビタミンEは約5.4倍になると言われています。そして、ピーマンが嫌われる理由の一つである「青臭さ」ですが、その青臭さのもとはピラジンという香りの成分になります。このピラジンですが、血液の流れを良くする働きがあると言われています。

ピーマンの栄養をしっかり摂る食べ方

ピーマンに含まれるビタミンCは他の葉物野菜に比べ、熱に強く、また脂溶性のビタミンであるビタミンEやβカロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。ですので、炒めものや揚げ物などがおすすめです。

ピーマンの選び方

ピーマンを選ぶ時には、以下のポイントがあります。

• ヘタの切り口がみずみずしく、黒ずんでいない
• 肉厚で弾力があり、肩が盛り上がっている
• ヘタや皮にハリがあり、緑が濃く光沢がある

ピーマンは６～９月に旬を迎えますので、積極的に普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか？

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