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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室、管理栄養士の斉藤です。ゴールデンウイークもあっという間でしたね。今年も新型コロナウイルスの影響で静かに過ごすゴールデンウィークでした。

さて、前回は3大栄養素についてお話をしましたので、今回はビタミンとミネラルについてお話しようと思います。

ビタミン・ミネラルの働きって？

３大栄養素とは、炭水化物、脂質、たんぱく質のことを言い、この３つの栄養素は体を作る、体を動かすエネルギー源が主な役割でした。ビタミンの働きには、

・３大栄養素からエネルギーを作られるのを助けるはたらき

・体の組織(皮膚、目、血管、歯、骨など)を丈夫にするはたらき

・免疫力を高めたり、老化を防いだりするはたらき

などがあります。そして、ミネラルの働きには、

・骨や歯、血液などの材料になるはたらき

・エネルギーがスムーズに作られるようにするはたらき

・体の調子を整えるはたらき

などがあります。

ビタミン

ビタミンは体内ではほとんど合成することができませんので、食事から摂取する必要があります。ビタミンは水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けることができます。

水溶性ビタミン

ビタミンB群（B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン）、ビタミンCなどがあります。水溶性のビタミンは余分な分は尿から排泄されるので、過剰になることはないと言われています。

脂溶性ビタミン

ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの４つが脂溶性ビタミンになります。脂溶性ビタミンは水溶性と異なり、水に溶けにくく、主に脂肪組織や肝臓に貯蔵されます。また摂りすぎると過剰症を起こすことがあります。

ミネラル

生体を構成する主要な4元素（酸素、炭素、水素、窒素）以外のものの総称で、無機質とも言われています。ミネラルも体内で合成することができないので食事から摂取する必要があります。不足した場合は欠乏症、摂りすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものがあります。ミネラルで代表的なものには、カルシウム、カリウム、リンなどがあります。

ビタミン、ミネラルは体をつくる、エネルギーをつくる働きを助けるはたらきがあります。口腔内で言えば、歯を作るもとになったり、歯の土台や歯肉を形成するのにとても重要な働きをしています。様々な食品にビタミン、ミネラルは含まれていますので、偏りなく様々な食品を取り入れた食事をすることおすすめします。

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