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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室、管理栄養士の斉藤です。日に日に寒さが増してきましたね。今回は「バランスの良い食事」についてお話したいと思います。

バランスの良い食事を摂ると、バランス良く栄養を摂ることにつながります。食品は３色のグループ（赤色、黄色、緑色）に分けることができます。

赤色の食品：血や筋肉をつくるもとになる、主にたんぱく質やミネラルが豊富な食品

　　　　　　肉、魚、小魚、大豆、大豆製品、牛乳、乳製品、海藻類など

黄色の食品：エネルギーのもとになる、主に炭水化物や脂質が豊富な食品

　　　　　　米、パン、麺類、いも類、砂糖、油、マヨネーズ、ごま、ナッツ類など

緑色の食品：体の調子をととのえる、ビタミンが豊富な食品

　　　　　　野菜、果物、きのこ類など

３色の食品をバランス良く摂ることで、身体に必要な栄養をしっかり摂ることにつながり、健康の維持・増進や生活習慣病の予防に役立ちます。

また、バランスの良く栄養を摂ることで、歯の健康に必要なカルシウムやリンなどのミネラルやカルシウムの吸収を促進するビタミンＤや、歯肉や象牙質の構成に必要なビタミンＣ、たんぱく質も補えるので、虫歯の予防や歯周病の予防などにも役立ちます。

バランスの良い食事がいいと言われても、どう食べたらいいのかわからないと思う方もいるかもしれません。バランス良く食べるポイントとして、①一汁三菜を心がける、②食事バランスガイドの活用があります。

①一汁三菜を心がける

一汁三菜とは、ごはんやパンなどの主食、みそ汁などの汁物、肉や魚、卵、大豆製品などメインのおかずになる主菜、野菜や海藻、きのこ類などからなる副菜２品のことです。一汁三菜にすることで、３色の食品をバランス良く取り入れることができます。外食などするときは定食やパスタなどはサラダなどのセットメニューを付けるとよいでしょう。

②食事バランスガイドを活用する

食事バランスガイドとは、1日に、「何を」、「どれだけ」食べたらよいか、食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストでわかりやすく示したものです。この食事バランスガイドでは毎日の食事を「主食」「副菜」「主菜」「乳製品」「果物」の5つの料理グループに分けて、それぞれ1日の目安がのっています。1つ、2つなどの単位で表してあり、自分の食生活で足りていないもの、摂りすぎているものが確認しやすくなっています。

毎日、バランスの良さを考えるのは難しいとは思いますが、食事にもう１品副菜を付けてみる、一汁三菜のメニューのものを選んでみるなど、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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