ギネスブックも認定!世界で最も患者数の多い病気とは?!
2023/09/18
みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の管理栄養士 樋渡です。
大崎にも春が来ました。目黒川沿いの桜がとてもきれいに咲き乱れ、早々に葉桜が目立ちます。素敵な春の風物詩ですね🌸
4月に入り、新生活がスタートした方も多いのではないでしょうか。環境の変化は身体にも影響を与えると言われております。皆様、体調管理には十分にお気をつけ下さいね☺️
さて、本日は「ギネスブックも認定!世界で最も患者数の多い病気とは?!」と題して、日本人が抱える国民病についてお話をさせて頂きます。
突然ですが、ギネスブックも認定されている世界で最も患者数の多い病気ワースト1位をご存知でしょうか。それは糖尿病でしょうか。はたまた高血圧症でしょうか…🤔
実は…
ギネスブックも認定されている世界で最も患者数の多い病気は「歯周病」なのです。「日本人の約8割が歯周病」とも言われているほどで、歯周病はもはや国民病とも言えます。
◎30歳からは虫歯より歯周病対策に重点を移す
大人が歯を失う原因の1位は、虫歯ではなく「歯周病」です。20代から何らかの症状が現れる人が出始め、30歳以降になるとその数は加速して増え、そして60歳を超えると、ほぼ全員が歯周病に罹患しているというのが日本の実態です。
そして、歯周病は進行性の病気です。幸いにも進行を止めることができたとしても、元の状態にして戻すことはできません。加えて、歯周病はその状態が口の中だけにとどまらず、全身の病気へと波及する恐ろしい病気です。
そのため、歯周病患者数が急増し始める30代以降は、虫歯対策と並行して、歯周病対策を行うことが重要なのです。
◎大人の虫歯は子どもの頃の再発が大半
大人になってからの虫歯は、子どもの頃に治療した虫歯が再発したものである場合がほとんどなのです。裏を返せば、幼い頃に虫歯を作らなければ、年をとってから新しい虫歯で悩むことはない、ということです。
歯は一度削ると細菌感染のリスクが一気に上がり、結果的に再発を繰り返し、最終的に抜け落ちるリスクを抱えることとなります。
つまり、生えたばかりの弱い歯質から、強い歯質へと成熟する期間、おおよそ幼少期から20歳までが虫歯予防における重要な期間と言えます。
◎歯で後悔しないためにやっておくべき2つのこと
①毎日の正しい歯磨き(ホームケア)
1.プラークを取り除くことが目的
2.重要なのは「歯と歯ぐきの境目」「歯と歯の間」
3.歯ブラシに加え歯間清掃器具の併用が必須
②定期的な専門家による検診とクリーニング(プロフェッショナルケア)
できれば3・4ヶ月に1回、少なくとも半年に1回はプロフェッショナルケアを行うことをおすすめします。
自分の歯(永久歯)は2度と生えてきません。また、自分の歯よりも優れた代用品は、存在しません。
そのため、自身の歯を大切にし、いくつになっで自分の歯で食事をし、生活の質を高め、生涯に渡り食事や会話をたのしみましょう😊😊
参考文献:世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか/森下真紀/ダイヤモンド社
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