歯周病菌から体を守るためには
2023/09/18
こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室 赤澤です。
今年も残すところあとわずかとなりました。コロナウイルスの影響で大変な事が多かった1年でしたが、どうぞ年末年始はからだをゆっくり休めて、良いお年をお迎えください。
さて、今回は唾液のおはなしです!
30代以上の8割が歯周病といわれています。唾液の分泌が減ると口の中が乾いて細菌が増殖し、口臭や虫歯や歯周病を引き起こしたり、感染症にもかかりやすくなります。唾液の分泌量を増やし全身疾患にも深く影響を及ぼす歯周病菌から体を守りましょう。
1、起床後は歯と舌を磨く
食後の歯磨き以外にプラスしてほしいのは起床後です。就寝中は唾液の分泌量が減り、口腔内の細菌数は増加してしまいます。そのまま朝食を食べては、細菌を飲み込んでしまうのと同じです。厚くなった舌苔も舌磨きで優しく取り去り、細菌のからだの中への侵入をふせぎましょう。
2、姿勢の改善で自律神経をととのえる
唾液の分泌に深い関係がある自律神経。交感神経が優位な緊張時は、外部から侵入する細菌を撃退するネバネバの唾液が出て、副交感神経が優位なリラックス時に、口腔内を洗浄する殺菌力のあるサラサラの唾液が出ます。日中、常に緊張状態だと口が乾き、悪玉菌が増えやすい環境になります。前屈みの姿勢を続けていると筋肉も過緊張になるので、こまめに胸を開いて深呼吸し、リラックスしましょう。
3、唾液を増やしてから食事をする
食前に口の中を唾液でいっぱいにするのを習慣にすることで、咀嚼がスムーズにできるようになり、消化・吸収を改善します。
4、睡眠時の無意識の口呼吸を防ぐ
口呼吸のクセがある人は、口腔内が乾燥しやすく、悪玉菌が優勢になりやすくなります。意識しないと自然に口が開いてしまう人は、口の周りを構成する筋肉の発達が不充分かもしれません。口呼吸は百害あって一利なし。ベロ回しエクササイズで筋肉を鍛え、口を閉じる鼻呼吸を習慣にして。また、就寝時は筋肉が緩み、口が開きがちなので、市販のグッズの力を借りて口呼吸を改善することもおススメです。
5、効果的な善玉菌をとりいれる
唾液中の抗菌物質濃度を高める効果が認められている乳酸菌の中でも、虫歯菌の抑制に有効な“L8020菌”、口腔内の善玉菌を補給し、抗炎症、抗菌作用があって歯周病菌に効果的な“ロイテリ菌”はおススメです。ヨーグルトなど様々な商品がでていますので、普段の食生活にぜひ取り入れてみてください。
6、腸内細菌のバランスを整える
腸と口腔内は離れた場所にありますが、深い関係性をもっています。腸内環境が整えば身体の免疫力が向上するので、唾液の質も上がります。唾液の質が上がれば口腔内での殺菌力が向上し、腸への悪玉菌の流入を防げるのです。食物繊維や発酵食品など、腸が喜ぶ食べ物をバランスよく摂りましょう。また、過剰な糖質、特に砂糖は腸内細菌叢の悪玉菌を増やすといわれていますが、口腔内にも悪影響となります。細菌の餌となり、むし歯を増やすので、要注意です。
質のいい唾液の分泌を促し、口腔内や体の健康を守っていきましょう!
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