食事と口の中の関係

      2023/12/04

管理栄養士の綱島です。

今年も残すところひと月となりました。

寒さもますます強まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

心せわしい年の暮れではございますが温かいものを食べ、体調を崩されませんようご留意ください。

さて今回のテーマは“食事と口の関係”です。

皆さんは、食事の回数や摂り方によってむし歯になってしまうことをご存じですか?

お口の中は基本㏗7.0の中性に保たれていますが、飲食をするとプラーク中の㏗は酸性に傾き、歯の表面のエナメル質が溶け出します。これが「脱灰」つまり「むし歯の始まり」です。

しばらくすると唾液の働きにより徐々に中性へ戻ります。これが「再石灰化」です。

 

しかし、酸性から中性に戻るまでに要する時間は約20分から1時間と言われているため、ちょこちょこと飲食していると酸性に傾いたままで、再石灰化が間に合わず脱灰の時間が多くなってしまいます。つまり、むし歯になりやすい口腔内の状態が続いてしまうのです




お口の中は食事をすることでむし歯になりやすくなった状態と、そこから時間が経って唾液の力で歯が守られている状態を繰り返しています。

 

ではむし歯のリスクを減らすためにはどうすればよいでしょう?

①食べる時間を決める

おやつの回数や時間を決め、だらだら食べないようにしましょう。

また、飴やキャラメルなど口の中に長く残りやすいお菓子は避けましょう。

② むし歯菌(歯垢)を減らす

食後は歯磨きや洗口をしてプラークを落としましょう。

③唾液を増やす

唾液は口の中の細菌や酸を洗い流したり薄め、歯の再石灰化を促進する役割をもっています。食事はゆっくり食べ、しっかり噛み、唾液を増やしましょう。

 

お子さんに、嫌なむし歯の治療をさせないためにも、大切な自分の歯を守るためにもむし歯になるリスクを減らして、よりよい環境を整えたいものです。だらだらと食事をすることは避け、規則正しい食生活で歯を修復させる再石灰化を促進させて歯を守りましょう!

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