お子様のお口のケア

   

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室歯科助手の重野です。

5月だというのに汗ばむ気温の日も多くなってきました。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、お子様の歯磨きのスタート時期を悩んではいませんか。

さて本日は、お子様の歯磨きのスタート時期・ケア方法・仕上げ磨きの時期についてお話しします。

まず初めに、お子様の歯磨きのスタート時期ですが、それは乳歯が一本生えたら、歯磨きをスタートしましょう。

生え始める時期には個人差がありますが、だいたい生後6ヶ月から下の前歯が生え始めます。そして、1歳を過ぎる頃には下の前歯2本と上の前歯2本が生えてくるお子様が多いかと思います。

では、乳歯が生えたら、どのようなケアをしたら良いのか。市販で赤ちゃんのお口のケアグッズが多く販売されているかと思いますが、『ガーゼ』や『綿棒』で乳歯を拭うだけでOKです。

生まれての赤ちゃんのお口の中には虫歯菌は存在しなく、また基本的には歯が生えてなければ虫歯になることもありません。始めは、ガーゼや綿棒で拭うだけでも嫌がるかもしれませんが、少しずつ慣らしていきましょう。

やがて本格的に離乳食が始まり奥歯も生え始めてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシで磨いていきましょう。

ミルクなどと違って、離乳食の場合歯に詰まってしまったり残ってしまうこともあるので、しっかり歯磨きをしましょう。奥歯は前歯とは異なり、溝もあったりしてより一層磨くのが大変かと思いますが、ガーゼや綿棒より、歯ブラシを習慣付けていきましょう。

また、ゆすぐことが出来る様になるまでは歯磨き粉を付けず、歯ブラシだけで磨くので十分です。

次に、仕上げ磨きについてです。

仕上げ磨きとは、お子様の歯磨き後、親御さんが残った汚れを落としたり、子どもに正しい歯磨きの仕方を教えることです。健康な歯を保つ為にも、正しい歯磨き方法を身につける為にもとても大切な教育のひとつです。

では、この仕上げ磨きは何歳になるまでやるのか。

だいたい10〜12歳まで仕上げ磨きをすることをお勧めします。そんなに大きくなるまで仕上げ磨きをするの?と思った方がいるのではないでしょうか。

仕上げ磨きには多くのメリットがあります。

・正しい歯磨き方法を教えることが出来る

・虫歯の早期発見

・落としきれない汚れを落とすことが出来る

お子様のお口の健康を考えると必要ではないでしょうか。

また時期に限らず、注意が必要なのが親御さんからの口移しや同じスプーンの使用やスキンシップなどによる親御さんからの虫歯菌の感染です。乳歯は、特に虫歯の進行が早いため、このようなことを防ぐ為にも出来るだけ控えていきましょう。

また、ご家庭でのケアだけでなく、しっかり定期的にクリーニングなど予防歯科で通いプロケアを行うこともとても大切です。セルフケア+プロケアで虫歯のないお口の環境を作っていきましょう。

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