スウェーデンについて

      2023/09/18

こんにちは歯科医師の中村泰輔です。今日は歯科における予防において先進国と言われるスウェーデンについてお話ししたいと思います。まずスウェーデンは北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島に位置します。首都はストックホルム。西にノルウェー、北東にフィンランドと国境を接し、南西にカテガット海峡を挟んでデンマークと近接します。言語は2009年7月からスウェーデン語 (svenska) が正式な公用語に制定されました。そのほか、フィンランド語、メアンキエリ、ロマ語、サーミ語、イディッシュ語を話す者も少数います。著名な有名人ではピアニストのフジ子・ヘミングやノーベル賞のアルフレッド・ノーベルなどが挙げられます。
スウェーデンの医療はユニバーサルヘルスケア制度が存在し、ノルディックモデルの高福祉高負担型であり、保健支出はGDPの9%を占め、医療保険は社会保険制度ではなく、主に税金を原資として中央政府および県レベルで課税しています。多くは公営ですがプライベート医療機関も存在します。
スウェーデンは人口高齢化が進行し、65 歳以上が人口の18%ほど、80歳以上の後期高齢者では人口の5.2%を占め、GDPの3.6%が老人福祉に支出されています。
医療費の自己負担上限額が設定されており、外来診療は年間900クローネ、入院は一日80クローネ、薬剤費は年間1800クローネ前後、19歳未満の子供は無料となります。
処方薬は有料ですが患者の年間自己負担上限が定められ、超過分は公費負担となります。。薬局はすべて情報ネットワークに接続されており、国内のどの薬局でも処方を受けることができます。処方データが薬局情報ネットワークに送信されるため、電子薬歴を参照し、必要な薬のみが処方されます。
スウェーデンと日本の歯科事情を比較すると スウェーデンでは70-79歳平均残存歯数は男性21.8歯 女性21.9歯で80-89歳平均残存歯数 は男性19.2歯 女性18.8歯となります。日本では70-79歳平均残存歯数が男性15.3歯 女性15.9歯 80-89歳平均残存歯数 が男性13.6歯 女性11.0歯となっています。
上記の数字を比較するとスウェーデンと日本では約6〜7本多くスウェーデン人の歯が残っていることがわかります。この理由の一つに定期検診の受診率が挙げられます。
歯科医での定期健診受診回数では、スウェーデンでは「1回」が最多で 57.1%。一方で日本は「受けていない」が 57.5%と 最多に。歯科医を「苦手な人」 と回答した人はスウェーデンでは4%未満とごく少数派に対し、日本では 14.0%と大きく差があるのがわかります。
歯科においてはまだまだ日本はスウェーデンに比べて発展の余地があるためこれから予防で通って頂けるように我々歯科医師ももっと推進していけるようにがんばっていきます。



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