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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室　歯科助手の佐田です。

11月も後半に差し掛かり、陽が落ちるのも早くなり日に日に寒さが増してきましたね。

冬本番ももうすぐそこに近づいてきている気がします。

残り約１ヶ月、体調には十分気をつけながら頑張りたいと思います！

さて、今回は「子どもの歯周病」についてお話したいと思います！

★そもそも子どもも歯周病になるの？★

「歯周病」と聞くと、大人だけのものだと思っていませんか？

実は、子ども「歯周病」になります。

「歯周病」とは、歯ぐきの炎症にとどまった「歯肉炎」や、成人にみられる骨が溶けてしまう「歯周炎」の総称です。

子どもの場合はほとんどが炎症にとどまった「歯肉炎」です。

ほとんどの場合がきちんとケアをして早期に治すことができます。

しかし、それほど深刻ではない子どもの歯周病も放置していると、大人になってから歯を失ってしまう原因となる歯周病に移行する可能性もあります。

歯肉炎は、直接歯をなくす原因にはならないため、それほど深刻なものではありませんが、先ほどもお話した通り、そのまま放置しておくと歯垢が歯石に変わり、さらに歯ぐきの腫れを硬くし治りにくくなってしまったり、大人になってから歯を失ってしまう原因になりかねません。

ですので、小さな頃から「歯周病予防」として正しい口腔ケアが必要になります。

★子どもの歯周病にはどんなものがあるの？★

歯周病の原因も様々あります。

① 不潔性歯肉炎

原因：歯ブラシがきちんとできておらず、汚れが溜まって起こる場合がほとんどです。

ケア：歯の周りの歯垢をしっかりと落としてあげることで治ります。

②萌出性歯肉炎

原因：永久歯が生えてくる時に一時的に起こる歯肉炎。

ケア：永久歯が生え終わると腫れが落ち着く事がほとんどです。あまりにも痛い場合は歯科医院でご相談ください。

③ 口呼吸が原因の歯肉炎

原因：日常的に口呼吸をしていると、口腔内が乾いてしまい、本来ならば唾液で流れるはずの細菌が歯や歯ぐきに繁殖するため、炎症を起こします。

ケア：できるだけ、口呼吸はせず鼻呼吸を意識する。また、口呼吸をしていると歯肉炎だけでなく歯並びにも影響を与えます。

④ 思春期性歯肉炎

原因：思春期のホルモン分泌の影響で特に歯ぐきが腫れやすくなります。10代前半～10代半ばにみられます。しかし、主な原因は歯の汚れと言われています。

ケア：歯の汚れが主な原因なので、しっかりとハミガキをして汚れを落とすことが大切です。

⑤ 侵襲性歯肉炎（若年性歯周炎）

原因：早いと10代前半から起こる、急速に骨を溶かす比較的稀な歯周炎。家庭内で多発する傾向があるため、遺伝が関連されていると言われています。歯垢があまりついていないにも関わらず、症状がどんどん悪化してしまうのが特徴です。

ケア：遺伝が関連されていると言われているので、一度歯科医院でご相談ください。

★歯周病を予防するには・・・？★

歯周病の主な原因は、「歯の汚れ」です。

ですので、小さな頃から「正しいハミガキ」と、「仕上げ磨き」が重要になります。

磨けている！と思っていても実際は、汚れがたくさん残っていることもあります。

仕上げ磨きは出来れば、12歳頃まで行うと良いでしょう。

また、フロスなども活用してお口の中をより清潔に保つと歯周病リスクは減らせますし、同時に虫歯リスクも減らすことができます。

子どもの歯肉炎を放置しておくと、大人になってからの歯周病の原因にもなりかねません。

小さな頃から「歯周病ケア」「歯をきれいに保つ」という意識づけがとても大切だとオーバルコートでは考えております。

定期健診を受け、正しい歯ブラシの仕方を習得して自分の歯を、子ども達の歯を守っていきましょう！

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