酸蝕症とは??

      2023/09/18

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。

今日は、午前中は晴れていましたが、午後から天候が悪くなり、雨が降ってきました。先日発生した台風14号の影響で、しばらく天候が悪いようです。おまけに、明日は一気に気温も下がり、11月下旬の寒さになるとの事です。急な気温の変化による体調不良には、くれぐれも気を付けていきたいものです。

さて、今回は酸蝕症について、お話したいと思います。まず、酸蝕症とは、酸が原因で歯が溶けてしまう症状の事を言います。むし歯は、むし歯菌の感染によって起こりますが、酸蝕症は飲食物中の酸によりエナメル質が溶けてしまいます。以前は、職業的に酸を使う職業の方中心に見られたのですが、近年、酸を含む飲食物が増えたため、生活習慣病としての酸蝕症が注目されていると言われています。歯はもともと、酸に弱く唾液が酸を洗い流して中和することで、歯が溶けるのを防いでくれます。しかし、強い酸が繰り返し口の中に入ってくると唾液の洗い流す作用が追い付かなくなり、歯が溶けていきます。また、胃酸や強い酸の飲み物が口の中に頻繁に入っていくと、歯全体的に酸の影響を受けます。酸蝕症は、少しずつ歯が溶けていくため、痛みがなく、進行すると、しみるなどの症状が突然現れます。ちなみに、酸蝕症の歯の見た目は、角がとれて丸みを帯びていたり、平滑、すべすべして艶があり、歯の色もぼんやりしている事が特徴として挙げられます。

酸蝕症の原因として、主に下記が挙げられます。

〇内因性(嘔吐、摂食障害、暴飲などによるもの)

〇逆流性食道炎など胃酸によるもの

〇外因性(黒酢やコーラなどの炭酸飲料、みかん、梅干しなどの酸性食品の過剰摂取、ダラダラ飲み)

内因性によるものや、逆流性食道炎による酸蝕症の場合は、医科の受診をし、症状の改善を図ります。

外因性によるものは、酸蝕症の原因となる習慣を控えることが大切です。お酢や炭酸飲料や、柑橘系の食べ物を飲み物は、適度に摂取しても問題ないですが、だらだらと長時間、大量に摂取すると、歯に負担がかかり、酸蝕症になりやすくなります。次に酸蝕症を防ぐには、どうすればよいか?について、下記が挙げられます。

 

〇ダラダラと長時間、スポーツドリンクやビール、ワインを飲まない

〇フッ化物などで歯質の強化

〇普段の食事から、よく噛み、唾液の分泌を促す

〇歯ブラシは、歯に圧をかけないよう、やさしく磨く(エナメル質が削れるのを防ぐ為)

〇就寝時は唾液の量が減るので、念入りに歯磨きをし、就寝前の飲食を控える

酸蝕症によって、一度溶けてしまった歯のエナメル質は、元に戻れません。普段の生活習慣の見直しをし、少しずつ予防できる事から始めていきましょう。

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