こどもの矯正治療

   

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室の歯科医師の八木です。梅雨が明けにもかかわらず雨の多い日が続きますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

早速ですが、歯列矯正と聞いて、どのような治療が頭に浮かびますか?

一般的なイメージは、1つ1つの歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を付けて、その1つ1つの装置をワイヤーで繋げたもの。また、近年は目立ちにくいマウスピース型の装置もありますが、自分の歯を抜くといったイメージを思い浮かべる方もいるかもしれません。

お子様のまだ永久歯に生え変わっていない時期、あごの骨が成長している時期から始められる矯正治療をご存知でしょうか?

「こどものときから矯正する必要はあるのか?」「大人の歯が生え揃ってからでいいのでは?」と、大切なお子様の歯の矯正治療のスタート時期に悩んだことはありませんか?

こどものタイミングでの矯正の大きなポイントは、体の成長に寄り添えることです。乳歯から永久歯に生え変わるタイミングは、あごの骨が成長過程にあります。この時期は骨がやわらかいため、あごのバランスを整えやすく、歯の生えるスペースを確保しやすいのが特徴です。

また、お口の周りには、たくさんの筋肉があります。頬やくちびる、お口の中の舌も筋肉です。こうした筋肉の一部が弱かったり、力のはたらく方向が本来と違ったりすると、歯ならびや上あごと下あごのバランスが崩れる原因になります。また、お口ポカンの原因にもなります。

矯正治療を行ってもこうした筋肉のバランスが崩れたままでは、うまく治療ができなかったり、せっかく治療した歯ならびがもとに戻ってしまったり(後戻り)することもあります。


歯ならびは、お口周りの筋肉の影響を受けています。こどもの時期は身体が成長過程にあるので、お口周りの筋肉のバランスを整えやすいタイミングだと言えます。そこで、適切にお口の成長を促し、大人の歯が生えてくる土台を作るために開発されたのがお子様のための「機能的マウスピース型矯正装置」です

オーバルコート歯科室で使用する機能的マウスピース型矯正装置には3つの特徴があります。

1.マウスピースはやわらかい素材を使用しております。お口にフィットするので、違和感や痛みも少なく着けることができます。

2.簡単に着け外しのできる装置で、着けるのは日中の1時間と就寝中だけです。そのため学校に持っていく必要もありません。一般の装置と比べてお口のケアがしっかりとできるので、虫歯のリスクも少なくなります。

3.歯ならびの原因となる筋肉のバランスを根本から整えてあげることを目的とした装置なので、口元が引き締まる、治療終了後の後戻りの可能性が低くなるなどのメリットがあります。

アメリカでは、歯並びの悪いお子様に対し、幼少期のうちに矯正治療をしてあげられるのは親の責任であると考えられています。それだけお子様の将来における矯正治療を行うことにメリットがあります。

歯並びの悪いお子様を連れて来院される親御様の姿を見ると、矯正治療は親が子供にしてあげられる、最高のプレゼントだと感じることがあります。

将来を見据え10年後にありがとうと言ってもらえる選択をしてあげることが子供の人生を豊かにすることにつながります。

お子様の矯正に興味がある方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

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