お口を育てる食事の話

   

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室 管理栄養士の財津です。

やわらかいものばかり食べていると、顎が成長せず歯並びが悪くなると聞くかと思います。
今回はお子さんのお口を育てる食事の話をしていきます。

「おかあさんはやすめ」「ははきとく」という言葉をご存じですか?

「おかあさんはやすめ」
お:オムライス

か:カレーライス

あ:アイスクリーム

さん:サンドイッチ

や:やきそば

す:スパゲッティ

め:目玉焼き、麺類

「ははきとく」
は:ハンバーグ

は:ハムエッグ

き:餃子

と:トースト

く:クリームシチュー

どれもお子さんが好きなメニューかと思います(大人も好きですね)
これらのメニューはやわらかく、脂質が多い、野菜が少ない、そしてあまり噛まず食べられるので顎が発達しないという難点があります。
顎はよく噛むことで成長します。噛むことで顎の周りの筋肉が刺激を受けて顎の骨が成長するのです。
顎が十分に発達すれば、歯が並ぶスペースも確保されますが、顎が小さければ歯と歯が重なり、歯並びに影響が出てきます。

正しい噛み方の順番があります。
①前歯で食べ物をとらえ、噛み切る

②口を閉じる

③舌を動かして食べ物を段階的に口の奥に送り込み、咀嚼する

④左右の奥歯で均等に噛んですりつぶす

一口目から奥歯で噛む癖はついていませんか?前歯のかわりに噛み切る用途で使っていませんか?
生えてすぐの永久歯の前歯の先端はギザギザになっています。しっかり前歯を使って食事をしていないといつまでもギザギザが残ってしまいます。前歯の根は鼻のすぐ下まであります。噛むことで歯の根を通して上顎の骨に噛む刺激が伝わり、顎の骨の成長につながります。ギザギザがなくなるようにしっかり前歯を使うことが重要です。

小さい頃に口を閉じて食べなさいを言われたものですが、エチケットの問題だけでなく正しく噛むために理にかなっているのです。口を閉じていないと、飲み込むときの舌の押す力で歯が前の方に押し出されてしまいます。上の歯を押す癖があれば出っ歯に、下の歯を押す癖があれば受け口になります。
口を閉じて噛むと口周りの筋肉は大きく動きます。舌、唇、頬をバランスよく使えるようになるのです。

口の器官をしっかり機能させる食べ方をするために噛む回数を増やせる食材を選んでいくことが大切です。
普段細かく切っていた食材を少し大きめに切ったり、火を通しすぎず歯ごたえが残るくらいで調理します。
根菜類や葉物、リンゴや梨などの果物、キノコや海藻類などを取り入れるとよいでしょう。
「おかあさんはやすめ」「ははきとく」は食べやすくお子さんに人気のメニューではありますが、食材を大きめに切ったり、具を工夫することで、噛む回数を増やすことができます。

お子さんの歯並びや口癖で気になることがございましたら、当院にご相談ください。

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