歯周病検査って?

      2023/09/18

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。今日は半袖で過ごしてもちょうど良いくらい、夏のような汗ばむ陽気でしたね。とは言っても、朝晩はまだまだ涼しくとても気温差が激しいこの時期ですが、体調管理には気を付けていかないといけないと思う今日この頃です。

では今回は、歯科医院に来院されたら多くの方が受けられている歯周病検査についてお話しようと思います。保険診療において歯周病検査は2種類あります。

①歯周病基本検査

まだ歯周病がそれほどひどくない方には、一般的に歯周病基本検査という歯周病の進行度合いを診査する検査を行います。基本検査において、パノラマレントゲン撮影をし、大まかな病態を把握したり、異常な像を発見するのに役立ちます。後、針のような検査器具(プローブと言います)を使って、歯周ポケットの深さを1か所以上1本1本の歯に測定します。またプローブを歯肉に触れ、その際出血が見られるかどうかも調べています。出血が見られるところは、歯周病が進行しつつあるという事が分かります。最後に歯の揺れも測定しています。

②歯周病精密検査

歯周病が進行している方に対して歯周病の状態を更に詳しく検査をする必要になるため、歯周病精密検査を行います。歯周病基本検査と違う点は、歯周ポケットの深さを1本の歯に対し4か所~6か所測定します。後は、歯肉からの出血の有無の確認、歯の揺れも測定しています。その他、歯周病基本検査と同じくパノラマレントゲン撮影をしたり、部分的にレントゲン写真を撮影し、骨の吸収度、歯石の付着度も見る事があります。

次に歯周ポケットの深さから歯周病の進行度合いいついてお話します。歯周ポケットが0~2㎜の場合は、歯と歯肉に隙間がほとんどなく、歯肉からの腫れ、出血もなく、歯肉が健康な状態と言えます。歯周ポケットが2~4㎜ですと、歯肉炎と呼ばれ、歯の周りにプラークと歯石の付着が見られます。初期の歯周病の状態ですと、歯周ポケットは歯肉炎の時と変わらないものの、プラークと歯石の付着度合いが高くなり、歯肉に腫れ、出血が見られ、歯を支えている歯槽骨も溶け始めていきます。中等度の歯周病の状態は、歯周ポケットも4~6㎜と深くなり、歯肉の腫れ、出血以外に歯のぐらつきも見られるようになります。更に重度歯周病の状態ですと、歯周ポケットも6㎜以上、歯肉の腫れ、出血以外に排膿が見られる場合があり、歯周病特有の口臭もあります。この状態を放置していきますと、歯槽骨もどんどん溶けてなくなり、歯を支えきれなくなって、歯が抜け落ちてしまう、治療をしようと試みても予後不良で抜歯という最悪のケースに至る事があります。

歯周病検査から、実は沢山の情報を得る事ができ、ご自身の歯周病の状態を知り、適切な治療を受ける事ができ、歯周病の進行を予防する事ができます。オーバルコート歯科室も来院された患者様に歯周病検査を実施しております。ご自分の口腔内の健康度合いを知りたい方は、ぜひ歯周病検査を受けてみてはいかがでしょうか。

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