歯の硬さは?虫歯になる過程とは?

      2023/09/18

みなさま、こんにちは。品川区 大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室 歯科助手の佐田です☺️

新年度が始まり、約1週間。
新生活には徐々に慣れてきた頃でしょうか?
オーバルコート歯科室にも、新しい季節と共に新入社員の方がやってきて、日々、刺激を受けております☺️




さて、本日は"歯の硬さ、虫歯になる過程"
についてお話致します!


皆さんは、"硬い物"と聞かれどんなものを想像するでしょうか?
そして、"歯"がどのくらいの強さかご存知でしょうか?


硬さを1〜10で示す"モース硬度"というものがあります。
現在、1番硬度が高い物は"ダイヤモンド"と言われており、モース硬度は10。


続けて、ルビー、サファイア、エメラルド…
どれも名高い宝石類が上位を占めている中


なんと!4位に"歯のエナメル質"が入ってきます!

まず、歯の構造はこのようになっており、エナメル質は歯質の1番外側にあります。
そして、歯のエナメル質のモース硬度は"7"
これは、水晶と同じ硬さです。
人間の骨は、モース硬度が"4〜5"と言われています。
つまり、人間のカラダで1番硬い物が"歯"となります!
人間のカラダで歯が硬いなんて驚きです😳




「じゃあ、どうして虫歯になるの?」


と言う、疑問が同時に浮かび上がってくる方もいらっしゃるかと思います。


そもそも、硬い"歯"が歯ブラシだけによって激しく擦り減るということはあまり考えられませんが、荒めの研磨剤が入った歯磨き粉などでは徐々に削れるケースもあります。


しかし、虫歯菌の量や間食などの要因によりエナメル質を柔らかくし、そのエナメル質を溶かしてしまうため、虫歯が出来易い環境を作り出しています。




では、虫歯ができる過程を簡単にご説明します!!


1 : "ミュースタン菌"は、汚れ(プラーク)に住み着いている


2 : ミュースタン菌は"糖"を栄養とするため、お口の中に甘い物があると活発に働き始める


3 : ミュースタン菌が働き始めると、"酸"を作り出すため、お口の中が酸性に偏る


4 : その酸がエナメル質を溶かし、そこから虫歯になる




つまり、"酸性"に強く傾けない事が虫歯を予防する上でのポイントです!
甘い物を取ってはダメ!と言うことではありませんが、その後、すぐに歯を磨く、だらだら食べ続けない等の注意点を守れば、虫歯になるリスクはぐんっと下がります。




また、飲み物にも注意が必要です。
これから暑くなっていくにつれて、スポーツドリンクなどの清涼飲料水を飲む機会が増えていくかと思います。




しかし、スポーツドリンク等には多くの糖分が入っており、飲んでも歯を磨かずそのまま…となると、常にお口の中に糖分がある状態になるわけです。


…という事は、ミュースタン菌が常に活発に動ける状態を作っているという事になります。なので、虫歯が出来易い環境になるため、注意が必要です!




人間の歯のエナメル質は、"硬い"ですが"強く"はありません。


毎日、使う物ですので日々のケアや定期的なメンテナンスによって大切にしていきましょう!!





 
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