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みなさま、こんにちは。品川区　大崎・五反田の歯科治療ならオーバルコート歯科室トリートメントコーディネーターの村田です。

今日の昼間は、とても暖かく過ごしやすかったですが、夜になると気温も下がり、寒いですね。東京都のコロナ感染者も２日ぶりに１０００人を下回りました。このまま感染者の減少し、緊急事態宣言が解除されることを願うばかりです。

さて今回は、お子様のむし歯予防処置「シーラント」について、お話させて頂きます。シーラントとは、主に乳歯の奥歯、生えたばかりの永久歯（主に６歳臼歯）の溝に歯科用樹脂（プラスチック）を使って埋める処置の事です。奥歯には、細かい溝があります。この溝は歯ブラシの毛先が当たりにくく、食べものをすりつぶす役割を持つ奥歯の噛む面に汚れが付きやすく、非常にむし歯になりやすい箇所です。毎日の歯磨きで汚れを落とすことができればいいのですが、細かい溝の部分まで入り込んだ汚れはなかなか落とすことが難しいです。むし歯予防といえば、歯磨きやフッ素塗布などが思い浮かばれる方が多いと思いますが、シーラントは歯科用樹脂を奥歯の溝を埋めて、むし歯が繁殖しないようにするものです。シーラントは、薬剤でむし歯予防するフッ素とは違い、物理的に歯を覆ってむし歯を予防します。むし歯のなりやすさは、個人差はありますが、シーラントを検討する時期としましては、乳歯の奥歯が生えてくる時期：３～４歳頃、奥歯の永久歯が生えてくる時期：５～６歳頃、むし歯になりやすい１２歳臼歯が生えてくる１２歳頃を目安にすると良いかと思います。

次にシーラント処置の流れについてお伝えします。

①処置をする歯をきれいに掃除します。

②シーラントを歯の溝に接着しやすくする為、前処理としてお薬を塗布→洗浄→防湿→シーラントを流しこむ→光照射器で硬化させます。

むし歯予防という大きなメリットがあるシーラントも、使っていく内に少しずつ欠けたり、取れたりしますが、その場合は、再度シーラントで処置する事ができます。後、一定の時間、お口を開けていなければ処置できない為、歯医者さんに慣れていないお子様の場合、フッ素塗布を定期的に行って様子を見させて頂く事もあります。あくまでもシーラントは、むし歯予防処置ですので、必ずむし歯にならないという訳ではございません。普段の歯磨きで汚れを取り除くこと、定期的に歯科医院を受診する事が大切です💡

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